マルハナバチの羽音が運ぶ豊作の兆し──ハニーベリー畑・草刈りと受粉の物語

マルハナバチの羽音が運ぶ豊作の兆し──ハニーベリー畑・草刈りと受粉の物語

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)

好きな焼き魚は、サクラマスの酒粕漬けです。
酒粕と味噌とヨーグルトに昨晩から漬け込んでおいたサクラマスを夕食で美味しく食べた研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。


草刈りのため、刈払機を操っていると、足元に淡いクリーム色の花びらが雨のように降り積もっていることに気づきました。

ハニーベリー☆ハスカップの小さな花が役目を終え、そっと枝から離れた証拠――つまり“受粉完了”のサインです。
顔を上げると、1段目の花のあとには早くも緑色の実がぷっくりと膨らみ始め、そのすぐ横で2段目の花が鈴なりに揺れ、さらに先端には3段目の蕾が光を待っていました。

季節は確かに前へ進んでいます。

ハニーベリーの蜜を吸うマルハナバチ

甘い香りに誘われて、どの樹にも必ず一匹のマルハナバチが潜り込んでいるのが見えました。

体に花粉をまとった彼らは、重い羽音を響かせながら花から花へとリレー。ハニーベリーは自家不和合性が強く、異なる株同士の花粉を必要とします。

だからこそ、ここ北海道厚真町の春を告げる“ふくよかな配達員”は、私たち農園にとってなくてはならないパートナーなのです。マルハナバチが花をくぐるたび、雌しべには確かな生命のバトンが渡され、やがてアントシアニンたっぷりの紫果実へと育ちます。


草刈りもまた、その舞台を整える大切な仕事。ハスカップの根を守るナガチャコガネ対策として草を残しつつも、繁茂しすぎれば風通しが悪くなり病害虫を呼び込みます。
適度に刈って日光と風を通すことで、花粉媒介昆虫の動線も確保され、受粉効率まで向上するのです。

草と虫と人――三者がバランスを取ることで、この畑は初夏の収穫へと向かっていきます。

3段の花が咲いたハニーベリー

今年のように「1段目:実」「2段目:花」「3段目:蕾」が同時に見られる年は豊作の兆しといわれます。段が増えるほど収量は伸び、甘味と酸味のバランスも良くなる傾向があるため、私たちは草刈りの手を止めては枝を見上げ、その小さなシグナルに胸を高鳴らせています。


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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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