ヘーゼルナッツの可能性
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」
好きなアイスはヘーゼルナッツのアイスです。
いつか自分の育てたヘーゼルナッツを使ったアイスを食べてみたい研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
長野で学んだヘーゼルナッツの可能性
世界三大ナッツの一つ、ヘーゼルナッツ。 お菓子好きな方なら、その芳醇な香りを思い浮かべるかもしれません。
日本ではマカダミアナッツに比べると少し影が薄い存在ですが、実は洋菓子業界にとっては、なくてはならない「主役級」の食材です。
しかし、そのほとんどはトルコなどからの輸入品。
「鮮度によって美味しさが格段に違う」と言われるヘーゼルナッツを、なんとか日本で栽培できないか? そんな果敢な挑戦を続けている方が、長野県にいらっしゃいます。
株式会社フル里農産加工の代表、岡田浩史さん。
今回、私は岡田さんが主宰する「ヘーゼルナッツの学校」の門を叩きました。

15歳のアルバイトから始まった、ドラマティックな道
岡田さんの経歴は、まさに「食のプロ」そのものです。
15歳でアイスクリーム店でのアルバイトを始めてから、職人、店長、経営者と製菓の世界を歩み、その後は食品加工機械の輸入商社で世界20カ国以上の洋菓子文化を支えてこられました。
転機は、イタリア・ピエモンテ州への出張。雪の中で力強く育つヘーゼルナッツの木を見て、「これが長野の、そして日本の農業の新しい時代を創る」と確信されたそうです。
50代で早期退職し、未経験から農業へ。その歩みをお聞きしていると、一見バラバラに見える経験のすべてが今の活動に繋がっていることが分かり、一人の人間として、そして事業を志す者として深く揺さぶられました。
なぜ、ハスカップ農家の私がナッツを学ぶのか
「ハスカップ農園を継ごうとしているのに、なぜヘーゼルナッツなの?」 そう思われる方もいるかもしれません。 それは、私が何よりも「ハスカップを、この地で永く守り続けていきたい」と願っているからです。
農業を続けていくためには、持続可能な経営が必要です。 ハスカップをブランドの核としながらも、カフェ経営や他の品目を組み合わせることで、多角的な「稼げる農業」を目指す。その一環としてブルーベリー栽培の準備も進めていますが、もう一つの柱として出会ってしまったのが、このヘーゼルナッツでした。
手間がかかりにくいという特徴は、私にとって大きな魅力でした。 しかし、同時に大きな不安もありました。 「冬にはマイナス20度を下回ることもある厚真町で、本当に育つのだろうか?」
厚真の冬を越えられるのか?その答えは
悩んでいても答えは出ません。 「わからないことは、先駆者に聞こう!」 そんな思いで飛び込んだ2日間の集中講義。岡田さんの言葉は、私の最大の懸念を見事に払拭してくれました。
岡田さんが取り扱うピエモンテ産の苗木は、なんとマイナス25度まで耐えられるとのこと。
イタリアのピエモンテでも、標高の高い地域ではそれほどの冷え込みがあるそうです。心配していた雄花の芽についても、冬の寒さでダメになるわけではないことが分かりました。
結論はひとつ。 「北海道厚真町でも、ヘーゼルナッツは育てられる!」

新たな課題と、見えてきたビジョン
もちろん、すべてがバラ色というわけではありません。 研修では「カミキリムシ(シンクイムシ)」という新たな天敵の存在も学びました。 イタリアにはいなくても、長野や北海道にはいる害虫。しっかりとした対策を怠れば、せっかくの樹も枯れてしまいます。

でも、虫との戦いはハスカップでも同じことです。 新しい挑戦には、必ず新しい課題がついてくる。それを一つずつ乗り越えていく先にしか、見たい景色はありません。
たった2日間でしたが、単なる栽培技術以上の「宝物」をいただいた気がします。
岡田さんの熱い想いに触れ、ヘーゼルナッツが持つ可能性を確信できたこと。
秋にオープンするログカフェ「りすとかまどとハスカップと」で、いつか自家製ヘーゼルナッツのスイーツをお出しする。 そんな未来が、少しだけ手元に引き寄せられたような、充実した2日間でした。
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スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」