二人なら、冬の畑仕事もこわくない

二人なら、冬の畑仕事もこわくない

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)

アメリカンコーヒーがエスプレッソをお湯で割っているなんて初めて知った研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます


【二人なら、冬の畑仕事もこわくない】

──ハニーベリー畑の初冬、剪定とカイガラムシとの静かな攻防──

北海道厚真町の畑にも、いよいよ冬の気配が本格的に近づいてきました。

日が沈む時間はすっかり早くなり、午後の空には“冬特有の淡い光”がふわっと漂っています。

日暮れが早くなった

そんな中、ハニーベリー(ハスカップ)の畑では、雪が積もる前に済ませたい大事な作業があります。それが「冬剪定」です。


ここ数日は、夫婦ふたりで毎日コツコツ畑に出ています。

去年は一人で黙々と進めていた剪定も、今年は妻が一緒。これがまぁ、心強いんです☺️

妻と剪定作業中

妻にとっては今年が剪定デビュー。最初は戸惑いもあったようですが、慣れてくると持ち前の“大胆さ”が花開き、枝をパチパチ切る手つきもさまになってきました。

昨日は午前中の3時間弱で40本以上。

ふたりで作業すると、ほんとうに進みが早い。


畑にはあと600本ほど。

でも、二人ならきっとなんとかなる。

冬の空の下で、そんな実感がじわっと湧いてきます。

 

■油断大敵。貝殻のように貼りつく“カイガラムシ”

剪定をしていると、時々あやしい枝に出会います。

枝にみっちり付いている小さな貝殻のようなもの──これは「カイガラムシ」。

カイガラムシ

固い殻の中で冬越しをし、春になると樹液を吸って樹勢を弱らせてしまう、やっかいな害虫です。

放っておくと翌年の収量がガクッと落ちてしまうため、見つけ次第すぐに取り除くのが鉄則。

ハサミの腹を使って、ごっそり削ぎ落とす。

剪定で枝を一本ずつ丁寧に見ているので、見逃しはほぼゼロ。

これで来春も元気に芽を出してくれるはずです。

 

■来年秋オープン予定のログカフェも少しずつ形に

わたしたちは、厚真町で来年の秋オープンを目指し、

ログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》の準備を進めています。

畑で実ったハニーベリーは、冬のあいだもオンラインショップで販売中。

ありがたいことに、今季の果実は残りわずかとなってきました。

ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。

そして、12月にはハスカップジャムとハスカップシロップの第2弾販売もスタート予定です。

加工品はカフェの柱となる大切な商品。味もパッケージも、少しずつ磨きをかけていますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。


冬の畑仕事は寒いし、日も短いし、なかなか大変。

でも、ふたりで作業していると、不思議と気持ちが軽くなるんですよね。

“二人でやればなんとかなる”って、畑がいつもそっと教えてくれます。

それでは、また明日の畑からお届けします😊🍇


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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

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