
春の一大作業!ハニーベリーの挿し木に挑む理由とは?
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなフライはアジフライです。
北海道に来てから、あまりアジと出会っていなかったのですが、なんと今日たまたま立ち寄ったスーパーでアジが売っているじゃありませんか!?
先日見たテレビ番組でアジフライが食べたい気分になっていたので、早速買って、アジフライ作った研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。
北海道厚真町にある畑嶋ハスカップ農園では、春の訪れとともに、ある大事な作業が行われます。それが、「ハニーベリー(ハスカップ)の挿し木」です。
ハニーベリーはどうやって増やす?
ハスカップといえば、北海道を代表する果実のひとつ。ビタミンCやアントシアニンが豊富で、近年では「スーパーフルーツ」として注目される存在です。
そんなハスカップですが、増やす方法はタネではありません。農園で栽培されているハニーベリーのほとんどは、「挿し木」と呼ばれる方法で増やされます。
挿し木とは、前年に伸びた枝を切って、水に浸して根を出させ、それを春先に土に挿して育てるという、まさに“命のバトンリレー”のような作業です。
挿し木に適したタイミングは「春」
挿し木の作業は春のほんの短い期間に集中して行われます。まだ地面が冷たく、芽吹き前の静かな時期。ここを逃すと、枝がうまく根付かないこともあるため、タイミングはとても重要。
今回は、事前に水につけて準備しておいた枝を、予報で午後から雨となるその日、午前中のわずかな時間に一気に挿していきました。

ブランド品種「あつまみらい」と「ゆうしげ」
今回挿したのは、厚真町が誇るオリジナルブランド品種「あつまみらい」と「ゆうしげ」です。
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あつまみらい:甘みも強いが、酸味もあって果物らしい味。生食でもジャムやシロップにしても。
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ゆうしげ:とにかく甘みが際立った果実。生食にピッタリ。
この2品種を合わせて約500本(あつまみらい100本・ゆうしげ400本)、一つひとつ丁寧に4時間かけて挿しました。腰にくる作業ですが、このひと手間が未来の果実を育ててくれるのです。

地元で育てる意味、そしてこれから
北海道厚真町は、気候や土壌がハスカップ栽培に非常に適しています。寒暖差のある環境が、甘みと酸味のバランスの良い果実を育ててくれます。
私たちは、この地でしか育たない“本当においしいハニーベリー”を届けたいという思いで、日々手間暇を惜しまず作業しています。
将来的には、この挿し木たちが根を張り、成木となり、やがて実を結び、多くの人の元へハスカップの魅力を届けてくれることでしょう。
ハスカップってどうやって増やすの?と疑問に思った方は、ぜひ挿し木という作業があることを知っていただけたらうれしいです。そして、この作業の先に、私たちが目指す未来があります。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)
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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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