【春の便り】妖精のランタンが灯る季節〜ハニーベリー(ハスカップ)の花が咲き始めました〜
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなケーキはモンブランです。
パティシエ志望の息子が私の誕生日のお祝いにモンブランケーキを作ってくれました。
特大過ぎて、なんだか焼きそばっぽいですが、大好きなモンブランがたっぷり食べられて嬉しい研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。
山の木々がやっと芽吹きはじめた北海道・厚真町。
朝夕はまだ肌寒さが残るものの、昼間の日差しが春の訪れを告げています。
そんな中、私たち畑嶋ハスカップ農園では、ハニーベリー(ハスカップ)の花が今年もそっと顔を出し始めました。

この小さな春の兆しは、まるで自然界からのささやき。「そろそろ虫たちも活動をはじめるよ」と言わんばかりに、モンシロチョウがひらりと姿を見せました。
ハニーベリーの花は、他の果樹と比べるととても控えめ。うす黄緑のちいさなベル形の花が、ひとつの芽からふたつ、そっと吊るされるように咲きます。まるで森に棲む妖精たちのランタンのように、光を灯す代わりに、未来の果実を宿してくれるのです。
この「ふたつでひとつ」という開花のかたちは、のちにふた粒並んで実るハスカップの姿そのもの。花が落ちたあと、その場所に濃い紫の実が、まるで約束された未来のように育っていきます。

じつはこの「2輪咲き」、とても興味深い生態でもあります。ハスカップは自家不和合性といって、同じ品種同士では受粉しにくいため、他品種と一緒に育てる必要があります。そのため、タイミングよく虫たちが飛び交い、異なる花粉を運んでくれることが、豊かな実りにつながるのです。
今年は春の冷え込みが長く、昨年よりも開花はややゆっくりめ。でもその分、虫たちの動き出すタイミングにぴったり重なりそうな予感がしています。自然のリズムに寄り添いながら、じっくりと育つ果実たち。畑を見まわるたびに、そんな小さな命のリレーに心があたたかくなります。
収穫まではまだ時間がありますが、つぼみがふくらみ、花が咲き、実へと変わるこの季節は、私たちにとって特別な時間です。畑全体が、まるで希望に満ちた春のオーケストラのように、静かに、でも確かに息づいているのです。
今年も、甘酸っぱくてみずみずしいハニーベリーを、全国のみなさんにお届けできますように。
ログハウスカフェ「りすとかまどとハニーベリーと」の建設も着々と進んでいますので、農園やカフェの最新情報も、ぜひお楽しみに。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)
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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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