春、畑に灯る妖精のランタン 〜ハニーベリーの開花が告げる季節の始まり〜
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなお蕎麦は、とうふそばです。
隣町にある大人気店の蕎麦屋さんにやっと行くことができました。古民家が改装された素敵な雰囲気のお蕎麦屋さんでいただいた、自家製どうふが添えられているとうふそばに舌鼓をうった研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。
北海道・厚真町の春は、そっと静かにやってきます。
朝の陽射しに包まれながら農園を歩くと、そこには小さな奇跡がたくさん広がっていました。
昨日まではまだそんなに咲いていなかったハニーベリー(ハスカップ)の花が、あちらでもこちらでも咲き始めていたのです。
昨日の夕方、見回ったときには、確かにつぼみばかりだったはず。けれど、今朝の畑では、薄黄色のベルのような花が枝先にふたつ並んで揺れている。
まるで妖精が森に灯したランタンのよう。風にそよぐたびに、春の訪れを小さな鈴の音で知らせてくれているようにも見えます。
緑が広がる畑に、春の精たちが訪れる
冬の間、枝と土ばかりだった畑は、気がつけば新芽の緑と草の絨毯で覆われていました。その中に咲くハニーベリーの花は、他の果樹にはない静かな存在感を放っています。

花の近くではモンシロチョウが舞い、小さなハチたちはまだ見えないけれど、きっとこの花の受粉を手伝いに来てくれているのでしょう。
ハニーベリーは、1つの芽から2輪の花を咲かせ、その名の通り2つの実を並んで実らせます。花が落ちると、そこから濃いパープルの果実がゆっくりと育ち始めるのです。
ハニーベリー栽培の魅力は「変化のドラマ」
毎日見ていても、変化に気づかされる。
農園での暮らしは、まるで自然の連続ドラマを見ているようです。
昨日とは違う今日の表情。
芽のふくらみ、花の開き方、葉の色合い…
毎朝の散歩が、ちょっとした発見の連続です。
そして、こうした微細な変化に気づけるのは、実際に畑に立っているからこそ。
季節の一瞬を見逃さないこと。
それが、果樹栽培の楽しさでもあり、難しさでもあります。
今年こそ、豊作への願いを込めて
昨年はハスカップにとっては少し厳しい年でした。開花と虫たちの活動時期がずれてしまい、十分な受粉が得られなかったことも一つの原因ではないかと推測しています。
だからこそ、今年は期待もひとしお。
「虫たち、ちゃんと来てくれるかな」
「いいタイミングで晴れてくれるかな」
天候にも虫にも助けてもらいながら、私たち人間はただ、日々の管理と祈りを重ねていくしかありません。
春の農園を訪れてみませんか?
ハスカップの開花は、わずか2〜3週間の限られた時間。
それを過ぎれば、あっという間に葉が茂り、果実の準備が始まります。
この静かな感動を、もっと多くの方と分かち合いたい。
そんな気持ちで、農園の今をお届けしています。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)
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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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