木が「動く」から

木が「動く」から

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」

好きなオムライスのソースはケチャップです。
なんだかんだで、オーソドックスなオムライスが好みの研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。


木が「動く」から、工夫が宿る。ログハウスならではの難工事に挑む日。

今秋オープンを目指してログカフェのDIYが佳境を迎えています。

今日は、中でも頭を悩ませた「階段下の施工」についてお話しします。

「家が沈む」という、ログハウスの宿命

ログハウスには、普通の住宅にはない不思議な特徴があります。 それが「セトリング」です。

乾燥に伴って木材が収縮し、壁全体が数センチほど自重で下がってくる現象のこと。つまり、ログハウスは建てた後も「生きている」ように動くんです。

そのため、階段のように壁に固定するパーツは、壁が下がってきても大丈夫なように「逃げ」を作っておかなければなりません。図面通りにただ固定するだけでは、後で歪みが出てしまう……。

「ここ、あと数ミリ浮かせておかないとダメだね」 「セトリングで下がってきたら、ここが干渉するかも」

そんな風に、数年先の「木の動き」を想像しながらの作業。 妻の加恵(かえ)と一緒にあーだこーだと言い合う時間は、難しくも、この家と対話しているような不思議な豊かさがあります。

現場監督の柴犬・おとも、私たちの真剣な議論(?)を隣でじっと見守ってくれていました。

動画はこちら。

手間をかけるからこそ、宿るぬくもり

正直に言えば、こうした特殊な工法はとても手間がかかります。 でも、私たちはその「手間」をあきらめたくありません。

私たちが大切にしているのは、効率よりも「手触りのある価値」です。 建物の動きに寄り添い、ひとつずつ調整しながら作り上げるこの空間には、既製品にはない独特の「温度」が宿ると信じています。

それは、私たちが育てているハスカップも同じ。 自然のサイクルに合わせ、一粒一粒の個体差に向き合いながら丁寧に仕上げる。 たくさん作ることはできなくても、私たちの目が届く範囲で、納得のいくものだけをお届けしたいと考えています。

「この階段、セトリングを考えて作るのが大変だったんだよ」 完成したカフェで、そんな裏話をつまみに皆さんとハスカップドリンクを飲める日が、今から本当に楽しみです。

春の恵みを、ひと足早く。

カフェの完成を待つ間に、農園からは春の便りが届いています。

現在オンラインショップで公開中の「春の雫コレクション」。 芽吹きの季節にふさわしい、すきっと爽やかなハスカップビネガーや、果実の旨みを凝縮したシロップをご用意しました。

木を慈しむように、丁寧に育てたハスカップの味わい。 ぜひ、大切な方への贈り物や、ご自宅でのリラックスタイムに楽しんでいただけたら嬉しいです。

一歩ずつ、理想のカタチへ。 明日もまた、生きている木々と向き合いながら進んでいきます。


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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」

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