秋の畑で出会った「かん違い」たち

秋の畑で出会った「かん違い」たち

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)

好きなおやきは、あんこ入りです。
以前住んでいた近くのおやき屋さんが世界一うまいと思っている研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。


 

秋の畑で出会った「かん違い」たち

朝の空気に、少し冷たさが混じるようになってきました。

畑のハニーベリー(ハスカップ)の樹たちも、そろそろ葉を落とす準備を始める頃です。

同じ畑に並んでいるのだから、同じように育つはず…そう思ってしまいがちですが、実際は一本一本が本当に個性的。夏剪定をして樹を見て回っていると、それぞれの“性格”の違いを感じます。

今日目に留まったのは、新芽を伸ばし始めた一本の樹。

秋にのびる新芽

本来なら春に芽吹き、夏に実をつけ、秋には休みに入るはずなのに、この子は今になって芽を出しています。季節を間違えてしまったのかもしれませんが、その健気な姿に思わず笑ってしまいました。厳しい冬を前に、この新芽がどうなるのか、少し気がかりです。

畑で出会ったカマキリ

畑の中では、思わぬ出会いもありました。茶色に枯れた葉のそばに、鮮やかな緑色のカマキリがじっと止まっていたのです。北海道でも生きていける種類がいるのだと知ってはいたものの、実際に出会えるとちょっと特別な気持ちになります。獲物を狙う鋭い目をしているのに、どこか畑を守ってくれている仲間のようにも見えました。

わなにかかったたぬき

さらに今日は、カゴ罠の中に“うっかり”さんもいました。アライグマを想定して仕掛けた罠に入っていたのは、タヌキ。役場に持ち込むことはできないので、少し離れた山に帰してやりました。じっくり間近で見るのは初めてで、思った以上にかわいらしい顔をしていました。でも、作物を荒らされてしまうことを考えると、やっぱり油断はできません。農業を続けるというのは、自然や野生動物との距離感を常に考えながらやっていくことなのだと、改めて感じます。


「かん違い新芽」「畑のカマキリ」「うっかりタヌキ」。

今日はそんな小さな出会いが重なった一日でした。思い通りにいかないことの方が多い農作業ですが、そのぶん毎日がちょっとした物語のように感じられます。

秋の畑は静けさを増していきますが、まだまだ新しい発見があります。明日はどんな光景に出会えるのか、楽しみにまた畑に出たいと思います。


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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

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