雨上がり、畑の鼓動を聞く
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなどんぶりはカツ丼です。
トンカツを揚げた翌日の晩御飯はカツ丼になりがちな研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
雨上がり、畑の鼓動を聞く ― 収穫前夜のハニーベリー☆ハスカップ物語
土曜の深夜から日曜の朝にかけて、厚真町をたたく雨脚は思いのほか強く、屋根を打つ音を聞きながらハスカップが枝からこぼれ落ちないかと胸がざわつきました。
幸いにも大事にはいたらず、果実はまだ枝にしっかりと抱きついていてくれました。
「果実が甘さをまといきるまで、今は実を摘むより畑を整える時間だ」
——そう自分に言い聞かせて、今日は草刈り機と鎌を相棒に草刈りと草抜きの作業。
雨後の柔らかな土は刃の入りが良く、草の香りが立ちのぼります。
途中、畑の主役《ゆうしげ》をひと粒だけ口に運び、毎日恒例の“味見チェック”。まだ奥行きのあるコクが出る前のやさしい甘さ——糖度はあとひと息といったところです。ハスカップは甘味だけでなく酸味とのバランスが要。焦らず待つほど、完熟の瞬間にしか味わえない“深い紫の旋律”が生まれます。
https://youtube.com/shorts/_yl4wKvj920?si=6pJRirOapKSz5b9d
一方で明日は、農協への初出荷を迎える早稲(わせ)品種の収穫日。朝早くから、6人の摘み手さんが、一粒一粒を宝石のように摘み取っていきます。早い品種の香りを合図に、農園全体が本格シーズンへ加速。
ハニーベリー(ハスカップ)収穫のピークは一瞬。
その瞬きを逃さぬよう、雨とも雑草とも静かな駆け引きを続ける——それが今週の物語でした。
今日の学び&プチ情報
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雨と落果:強い雨は果実を落とすリスク。雨前後は早めの草刈りで通風を確保し、枝が地面に触れないよう支柱を整えると落果軽減に。
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糖度チェック:完熟見極めには、時間帯を変えて味見するのもポイント。
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早稲と晩生の使い分け:早稲品種は出荷の先陣、晩生の《あつまみらい》は観光農園の花形。複数品種を育てることで収穫期間が伸び、リスク分散にもなります。
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オンラインショップでは、ただいま冷凍ハスカップの予約販売を行っています。
ハスカップの摘み取りと、農園カフェの特製スイーツ&ドリンク。どちらも楽しめる7月5日と12日は、特別な日になること間違いなしです。
夏の一日、ぜひ畑嶋ハスカップ農園へ遊びにいらしてください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)