雨風前夜のドキドキ

雨風前夜のドキドキ

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)

好きなブロッコリーはスティックセニョールです。
家庭菜園で育てていて、仕事帰りに少しずつ摘んで帰る研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。


 雨風前夜のドキドキ――“ゆうしげ”を守るためにできること

厚真町の畑に立つと、空はどんより。天気予報は「今日の夜から雨と風」。

「雨の前に収穫だ!」と勢い込んで糖度計を当ててみたものの、ハニーベリー☆ハスカップのエース品種“ゆうしげ”はまだ本気を出していませんでした。酸味が勝ち、あの 糖度13度 の濃厚な甘さに届かない――。そこで収穫はいったん見送り。予約してくださったお客さまへは、最高の状態で届けたいからです。

とはいえ、ハスカップ農家にとって雨風は大敵。特に“ゆうしげ”は実が大粒で皮が薄く、枝もしなやか。強風が吹くと落果が一気に進むのが悩みどころです。実際、写真のように青い宝石がポロポロ……。

風で実が落ちる主な原因と対策
  1. 枝垂れ

    実の重みで枝が地面近くまで下がると、振動だけで落果。

    対策: 早めに支柱を立て、枝全体をやさしくロープで囲んで支える。

  2. 過熟・未収穫

    糖度が上がりきった実ほど果柄が弱くなる。

    対策: 収穫適期の目安は「全体が紫藍色+ブルーム(白い粉)が均一+指で軽くひねると自然に取れる」。

  3. 強風・豪雨

    物理的衝撃で果柄が折れる。

    対策: 防風ネットや列方向を風が抜けやすい配置にする。

今日の学びを次に活かす

枝を起こす作業中、振動でいくつか実を落としてしまいました。「作業しなければ…」と後悔もしましたが、失敗は次へのヒント

振動で落ちたハスカップ

    悲しげなゆうしげちゃん

    “ゆうしげ”の本領発揮はもうすぐ

    雨風を乗り越え、気温が20℃前後の晴天が2~3日続くと一気に糖度が上がるのが“ゆうしげ”の特徴。

    今年もあの「ひと粒でジャムのよう」と驚かれる甘さを味わっていただけるよう、スタッフ一同見守りながら最適なタイミングで収穫します。



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    オンラインショップでは、ただいま冷凍ハスカップの予約販売を行っています。

    また、観光農園は、6月30日(月)からスタート予定。

    ハスカップの摘み取りと、農園カフェの特製スイーツ&ドリンク。どちらも楽しめる7月5日と12日は、特別な日になること間違いなしです。

    夏の一日、ぜひ畑嶋ハスカップ農園へ遊びにいらしてください。

    今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


    スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

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