「ハニーベリーころりん」収穫の新しいかたち──効率と品質を両立させるカート開発の物語

「ハニーベリーころりん」収穫の新しいかたち──効率と品質を両立させるカート開発の物語

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)

近頃ハマっているスーパーは、ロピアです。
札幌方面に行くとつい立ち寄りたくなるのはコストコとロピアです。
今日もロピアで大量のお肉を買ってきて、小分けして冷凍庫に入れた研修生Hataです。

いつもご愛読ありがとうございます。


公ハスカップ農家として迎えた昨シーズン、私たちは大きな課題に直面しました。それは「収穫の限界」です。

 

一粒一粒を手作業で摘み取る方法は、果実に傷をつけず、美しいままの生食用として市場に出せる、もっとも丁寧な方法です。しかしその反面、時間と人手が圧倒的に必要でした。収穫が追いつかず、木に実が残ったまま収穫期を終えた悔しさは、忘れられません。

その経験が、私たちに新たな挑戦を決意させました。

シェイカー×専用カートで、未来の収穫スタイルをつくる

今シーズン、私たちは「機械化」と「効率化」をキーワードに掲げ、ハスカップの収穫に新たなアプローチを導入しています。それが、枝を優しく揺らして果実を落とす特殊なシェイカーと、その落下した果実を受け止める専用カートの開発です。

このカートの構造には、ちょっとした秘密があります。傾斜のついた板の上に果実が落ちると、「おむすびころりん」ならぬ「ハニーベリーころりん」と、実が転がって収穫カゴに集まっていくのです。

札幌の株式会社ケーエス新栄さんにお願いし、ゼロから開発を始めました。現場での実験では、ラグビーボール型のハニーベリーが、期待どおりころころと転がり、まるで子どもが滑り台で遊んでいるような軽やかさ。動画に収めたその様子は、開発チームの思わず笑顔がこぼれる瞬間でした。

効率化の先にある「農の未来」

この開発が進めば、今まで見過ごさざるを得なかった果実も収穫でき、廃棄ロスの削減にもつながります。また、作業負担の軽減により、今後の担い手不足や高齢化といった課題にも対応しやすくなるでしょう。

もちろん、すべてを機械化するつもりはありません。丁寧に手摘みした生食用果実と、シェイカーで収穫する加工用果実──それぞれにふさわしい方法を選びながら、「質」と「量」の両立を目指していきたいと思います。

そして何より、この挑戦の先にあるのは、もっと多くの方にハスカップのおいしさを届ける未来です。

「また一歩前進」──試行錯誤の先に見える希望

農業とは、いつだって「試して、失敗して、また挑戦する」もの。まだこのカートも試作段階ですが、成功した実験の手応えに、チーム全体が大きな一歩を実感しました。

これからも、私たちは自然と向き合い、工夫を重ねながら、皆さんに安心してお届けできるハスカップを育ててまいります。


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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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