
ハニーベリー(ハスカップ)農家への道!ー私がハニーベリーに魅せられた理由とは?
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
研修生のHataです。
好きなチーズケーキは、りくろーおじさんのチーズケーキです。
大阪難波に本店がある焼きたてチーズケーキのお店。いつも大行列の人気のお店。
私の大好きなふわふわのスフレケーキなんですよね。口に入れるとシュワっととけちゃう感じがたまりません。
中に、レーズンが入っているのがポイントですよね。
#レーズンじゃなくて、ハニーベリー(ハスカップ)だったら、もっと美味しいんじゃないかな

さて、今回の記事は、研修生Hataが厚真町でハスカップ農家を目指す理由、私がハニーベリー(ハスカップ)に魅せられた理由についてお話ししておこうと思います。
#Hataの自己紹介にもなっています
初めてのハニーベリー(ハスカップ)体験
私とハニーベリーの出会いは11年ほど前になります。
私はもともと兵庫県に住んでいて、11年前に家族で北海道浦河町に引っ越してきました。
ご近所さんがハスカップの畑をもっておられて、「これ、飲んでみて〜!」といただいたのがハニーベリーのシロップでした。
濃い紫色のシロップをコップに少し入れて、勧められた牛乳で割って飲んでみました。
「う・うまい!」
ブルーベリー味の飲むヨーグルトのようで、甘酸っぱくて、さわやかで。ごくごく飲んでしまいました。
ジャムもいただいていて、トーストに塗って食べてみると、これまた美味。
北海道に来て、また美味しいものに出会ってしまった。そんな印象を覚えています。
その年の7月になって、ハニーベリーの収穫をさせてもらいました。
自分の身長より少し低い樹高の樹に、緑の葉っぱが生い茂り、紫色の小さな木の実が鈴なり。
紫のような、青のような、でも白っぽくも見える。
大きさは2センチほどで、ラグビーボールのような形をしています。
パクッと一粒食べてみると、
「う〜ん、すっぱ〜い!」
確かめるように、もう一粒。
「やっぱり、すっぱ〜い!」
でも、後味に甘みを感じられる。そんでもって、ちょっと渋いような。
別の樹のハニーベリーを食べてみると、さっきの樹のより甘みが強い。
おもしろくなって、いろんな樹のハニーベリーを食べてさせてもらいました。
不思議なことに、全部微妙に違うんですよね。
家族それぞれが、お気に入りの味の樹を見つけて、全部で1キロほどとらせてもらいました。
#それから毎年、採らせてもらって、この季節の我が家の冷凍庫はいつもハニーベリーの果実で満杯でした。

なぜハニーベリー(ハスカップ)なのか?
あれから10年。
若い頃からなりたかった農家の夢を追いかけることを考えた時に、一番に思ったのは、このハニーベリーのことでした。
ハスカップと言えば、日本一の生産地厚真町。
その厚真町で、ハスカップの先駆者的な存在である山口農園を訪れ、山口さんにハスカップのことをたくさん教えてもらって、ますます好きになりました。
・ハニーベリー(ハスカップ)は、栄養価も豊富なスーパーフード
・ビタミンCやポリフェノールが豊富で、美容と健康にも良い
・全国的、いや全道的にもハスカップの魅力は伝わっていない
などなど、魅力と可能性に満ちた果実、それがハニーベリー(ハスカップ)だったのです。
妻とも相談して、
「農家になるなら、ハニーベリー(ハスカップ)農家しかない!」
ということになったのは、自然な流れでしょうか。

#昨シーズンは、全町、いや全道的に不作の年でした
教員から農家への転身
私、実は昨年度まで、教員をしていまして、50歳になる前に農家になる道にキャリアチェンジしたんです。
でも、これまで教員で大切にしてきたことと大きく変わったかというと、根っこの部分は同じだなって、最近思うのです。
子どもたちの成長のためには、どんなことが大切かな?
子どもたちと楽しく授業するにはどうすればいいのかな?
子どもたちや学級の成長を、保護者の方にどう伝えたらいいのかな?
と教員時代はいつも考えていました。
でも、今は、
ハニーベリーが美味しくなるにな、どんなことが大切なのかな?
お客さんに喜んでもらうにはどうすればいいのかな?
ハニーベリーのことをもっとたくさんの人に好きになってもらうには、どう伝えたらいいのかな?
ね、ほら、おんなじでしょ。
だから、教員という仕事をやめても、全然後悔していません。
相手は変わったかもしれないけれど、もっと広い世界につながったように思えて、ワクワクしているんです。
いかがでしたか?
ハニーベリー食べたくなってきたでしょう?
6月下旬から7月中旬の短い期間がハニーベリーの旬です。
Instagramやメルマガでお知らせしますので、チェックしてみてくださいね。
今回も、最後までお読みただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)