ブルーベリー狩りを堪能する
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなミニトマトは、完熟のプチぷよです。
ついに始まりました。ミニトマト収穫ラッシュ。毎朝の収穫が忙しくなってきた研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
まるで宝石探し!忘れられない、北海道の「実りの夏」を巡る旅
夏の北海道。からりと晴れた空の下、緑豊かな大地が最も輝きを放つ季節です。太陽の光を一身に浴びて、大地は色とりどりの恵みを私たちに見せてくれます。今回は、そんな夏の北海道で出会った、忘れられない「宝石」についてお話ししたいと思います。
先日、私たちは江別市にある「キタイチゴ農園」さんを再訪しました。6月に一度お邪魔し、その素晴らしい取り組みに感銘を受けたのですが、今回の目的はただ一つ。たわわに実る、大粒のブルーベリーを心ゆくまで味わうことでした。

静寂のなかで始まった、特別なブルーベリー狩り
農園に到着すると、その静けさに驚きました。キタイチゴ農園さんでは、訪れる人が心からリラックスして楽しめるようにと、完全予約制をとられています。おかげで、その時間のブルーベリー園は、なんと私たち夫婦だけの貸し切り状態。広大な農園に響くのは、風が葉を揺らす音と、鳥のさえずりだけ。これ以上ない贅沢な時間が始まりました。
スタッフの方から手渡されたのは、キンと冷えた氷水が入った可愛らしいミニバケツ。 「採ったブルーベリーをこの中で少し冷やすと、味がキリッと引き締まって、また格別の美味しさになりますよ」 そんな心憎い演出に、期待はますます膨らみます。

一歩、また一歩と足を踏み入れると、そこはまさにブルーベリーの楽園でした。枝という枝が、その重みにしなだれるほど、ぷっくりと実った果実をつけています。濃い紫色の完熟した実、ルビーのように輝くピンク色の若い実、その美しいグラデーションは、まるで自然が描いたアートのようです。
そっと指先でつまむと、ほろりと優しく採れる完熟の果実。まずは一粒、そのまま口に運びます。ぷちり、と皮が弾けた瞬間に広がる、濃厚で芳醇な甘み。そして、後から追いかけてくる爽やかな酸味。思わず「おいしい…」と声が漏れてしまいました。
そして、教わった通りに、採れたてのブルーベリーを氷水に浮かべてみます。数分後、ひんやりと冷えた一粒を口に入れると、その変化に驚きました。甘さがよりクリアになり、雑味のない「キリッとした甘さ」が口の中を満たします。火照った体に、その冷たさと甘さが染みわたっていくようで、これはもう、手が止まりません。
20種類を食べ比べ!「お気に入り」を探す宝探し
キタイチゴ農園さんのもう一つの魅力は、その種類の豊富さです。なんと、園内には20種類ものブルーベリーが栽培されているとのこと。それぞれに名前の札がついていて、味や大きさ、香りも少しずつ違うのです。

「こっちは酸味がしっかりしていて爽やかだね」 「あっちのは、はちみつのような濃厚な甘さがある!」
まるで宝探しのように、夫婦で感想を言い合いながら、お気に入りの一粒、お気に入りの木を探して農園を巡る。それは、単に「食べる」という行為を超えた、五感で楽しむ豊かな体験でした。気がつけば、夢中になって5粒もいっぺんに頬張ってしまうほどの美味しさ。子どもに返ったような、純粋な喜びに満ちた時間でした。

大粒で甘い果実の秘密「バッグカルチャー栽培」
なぜ、ここのブルーベリーはこれほどまでに大粒で、甘みが凝縮されているのでしょうか。その秘密は「バッグカルチャー」という特別な栽培方法にあります。
これは、地面に直接植えるのではなく、特別な培地(バッグ)で育て、必要な栄養と水分をチューブで直接与える「養液栽培」システムです。この方法だと、植物は根を張るための余計なエネルギーを使わず、その力をすべて、実を大きく、甘くすることに注ぐことができるのだとか。
6月に伺った際にその理論は聞いていましたが、今回、実際にその果実を味わい、そのシステムの凄さを、舌で、そして心で実感したのでした。科学的な知見と、植物への深い愛情が、この一粒一粒を生み出しているのです。
この感動を、私たちの農園でも
ハニーベリー(ハスカップ)を育てる私たちにとって、このブルーベリー狩りの体験は、多くの学びと感動を与えてくれました。お客様が自分の手で果実を摘み、その場で味わう喜び。お気に入りの味を見つける楽しさ。そして、農園という空間で過ごす、心穏やかな時間。
私たちがハスカップで届けたいと思っている「畑で過ごす時間の豊かさ」と、まさに同じものがここにありました。「この素晴らしい体験を、いつか私たちの畑嶋ハスカップ農園でも提供したい」。そんな思いを強く胸に抱き、農園を後にしました。
夏の恵みは、ブルーベリーだけではありません。私たちの畑嶋ハスカップ農園で大切に育てたハニーベリー☆ハスカップがあります。太陽をたっぷり浴びたハニーベリー(ハスカップ)もブルーベリーの濃厚な甘さとはまた違う、きゅっとした酸味と深いコクが魅力の果実です。
特に、オンラインショップでご用意している厚真町のオリジナルブランド「あつまみらい」は、生で食べても美味しい自慢の品種。ジャムなどに加工すると絶品の在来種と組み合わせたセットもご好評いただいております。
北海道の短い夏が育んだ、それぞれの果実の物語。ぜひ、ご家庭でその違いを味わってみてはいかがでしょうか。
お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。
オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを新発売しています。
それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。
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スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)