刈っても、刈っても
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」
8月18日は米の日。
お米を炊くときにもち麦を入れて炊くのが習慣化した研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
刈っても、刈っても。――夏の農園で、草刈り機を握りながら見上げる空
北海道の夏は、思っている以上に駆け足で過ぎていきます。
そして、この季節の農園で最も時間を奪うもの。 それは間違いなく「雑草との戦い」です。
「先週きれいに刈ったばかりなのに、もうこんなに伸びている……」
朝、畑に出て青々と茂る草を見るたび、植物の生命力の凄まじさに圧倒されつつ、苦笑い混じりに草刈り機のエンジンをかけます。
刃先数センチに込める「全集中」
ブオォォンと力強く響くエンジン音。 刈り払い機のチップソーを回転させ、生い茂る草をサクサクと薙ぎ払っていきます。
ただ大雑把に刈るだけなら早いのですが、果樹園の草刈りはそうもいきません。
一番気を使うのが、大切な樹の「株元(根元)」です。
幹を傷つけてしまえば、そこから病気が入ったり、樹が弱ってしまったりします。 だからこそ、樹のキワを刈るときは、まさに「刃先数センチ」に全神経を集中させます。
アクセルワークを微妙に調整しながら、慎重に、丁寧に、一本一本の足元を整えていく。 地味ですが、息を詰めるような集中力が求められる時間です。
終わりのない作業の先にあるもの
草刈りは、正直に言えば体力勝負です。
機械の重みで肩や腰はバキバキになり、飛び散る草の匂いと土煙にまみれ、汗が目に入って沁みることもあります。
「刈っても刈っても、どうせまたすぐ生えてくるのに……」
ふと、そんな思いが頭をよぎることもあります。 けれど、刈り終わった場所を振り返ると、きれいに風が通るようになった樹たちが、どこか気持ちよさそうに葉を揺らしているのが見えます。
風通しを良くして、病気を防ぎ、秋や来年の実りに向けて樹が健やかに育つ環境をつくる。
誰かに見せるためではなく、ただ目の前の樹たちのために流す汗。 そう思うと、この泥臭い単純作業の繰り返しも、なんだか愛おしい時間に思えてくるから不思議です。
見上げる空と、静かなご褒美
作業の合間、エンジンを止めて草刈り機を地面に置く。
耳を澄ますと、先ほどまでの激しい機械音から一転、心地よい風の音と鳥の声が農園を包み込みます。
汗をぬぐいながら見上げる北海道の空は、どこまでも高く、雄大な雲がゆっくりと流れていました。
「今日も、いい汗をかいたな」
この広大な自然の中にぽつんと立って、自分の手で少しずつ畑を整えていく。 その確かな手応えこそが、何よりのご褒美なのかもしれません。
暮らしの中でも、仕事でも、 「やってもやっても終わらないこと」や「地道すぎて報われないように感じる瞬間」ってありますよね。
でも、そうやって丁寧に整え続けた足元からしか、次の季節のきれいな花や実りは育たないのだと思います。
暑い日が続きますが、皆さんもどうか無理をなさらず、ご自身のペースを大切にお過ごしくださいね。
今日も一日、本当にお疲れ様でした。
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スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」