屋根骨組みが立ち上がる

 屋根骨組みが立ち上がる――ログカフェの“顔”が見えてきました

 

ログハウスカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》の建設現場では、ついに屋根の骨組みが組み上がり、シルエットがはっきりしてきました。天窓用の開口や、お店のシンボルである薪ストーブの煙突囲いも姿を現し、「図面だけでは想像しにくかった形ってこれか！」と胸が高鳴ります。北海道厚真町の森に、木肌のぬくもりをたっぷりまとったログハウスが少しずつ立ち上がる光景は、まさに物語のワンシーンのようです。

夕方は“ペンキ職人”タイム

 わたしたち夫婦の日課は、外壁のペンキ塗り。仕事を終えてから小一時間、コテコテだった最初の頃に比べれば、今ではむらなくサッと塗れるようになりました。木目を生かしたナチュラルカラー「ドラフト・ウッド」は、防腐成分入りでメンテナンスも兼ねています。DIYでログハウスを仕上げたい方には、

1. 塗料は気温15〜20℃の夕方に塗る

2. 1度目は薄く、2度目で色を整える

3. 雨上がり直後は避ける

   ——この三つが失敗を減らすコツです。

屋根工事のチェックポイント

 屋根では「垂木（たるき）」と呼ばれる梁が一定ピッチで並び、耐荷重確保のために金物でしっかり固定されています。天窓の位置取りは室内採光を左右するため、大工さんと毎日相談。薪ストーブまわりは火災対策で防火板を追加予定です。ログハウス×カフェという組み合わせは、断熱と換気のバランスが要。これから屋根材を張る前に通気層もしっかり確保していきます。

 森のカフェを待つお客さまへ

ハニーベリー☆ハスカップの収穫期が近づき、畑はこれから繁忙期。建設は少しスローペースになりますが、「自分たちの手で仕上げる」ことこそが、訪れる皆さんに伝えたい物語の一部だと感じています。木々の香り、かまどの炎、ハスカップの甘酸っぱさが混ざる空間を、もう少しだけ楽しみに待っていてくださいね。

また、観光農園は、6月30日（月）からスタート予定。

ハスカップの摘み取りと、農園カフェの特製スイーツ＆ドリンク。どちらも楽しめる7月5日と12日は、特別な日になること間違いなしです。

夏の一日、ぜひ畑嶋ハスカップ農園へ遊びにいらしてください。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。