「森に息づくログカフェ──職人ふたりが紡ぐ木の物語」

仕事を終え、まだ夕焼け色の残る空の下で⾒上げたログカフェの建設現場。

ほんの数⽇前まで胸の高さほどだった壁は、いつの間にか私の背を越え、１階のログがほぼ積み上がっていました。厚真町の静かな森に、⽩いパイン材が幾重にも重なり、まるで年輪のように物語を刻んでいます。

この⼯程を担っているのは、北⾒から泊まり込みで来てくださっているログビルダーのおふたりだけ。⽊槌がログを叩く澄んだ⾳、そして漂う新材の⽢い⾹り──そのすべてが「⼈の⼿で家が⽣まれる瞬間」を五感で伝えてくれます。

ログハウスならではの魅⼒

ログハウスはログという角材を１本ずつ積み上げる「セルフログ構法」。断熱材を挟まなくても、厚みのある無垢材が夏は涼しく冬は暖かい“⾃然のエアコン”になります。さらに、森の樹々と同じく呼吸するため、室内は常に⼼地よい湿度。将来カフェに漂うハスカップシフォンの⾹りや⾃家焙煎コーヒーのアロマも、きっとこの壁がやさしく包み込んでくれるでしょう。

テラス柱が描く“未来の景⾊”

今日はテラス⽤の柱も⽴ち上がり、建物の輪郭がくっきり。
次に⾜場が組まれれば、２階部分へ。窓からは厚真の森が絵画のように切り取ってくれるはずです。

“⽊とともに⽣きる”時間をシェアしたい

ハスカップ農園が四季を巡るたびに⽣まれる鮮やかな実。その⽢酸っぱい⾵味と、ログの⽊肌が経年で深みを増す⾹り。２つの“育ち”を同時に味わえる場を⽬指して、変化を毎⽇記録しています。

建築の進み具合、ハスカップの成⻑、そして店内メニューの試作……物語はまだ序章。完成を待つ間も、ぜひ旅の途中のページを⼀緒にめくってください。

畑嶋ハスカップ農園産の今年のハニーベリー☆ハスカップは、６月から予約販売します。
公式LINE《りすとかまどとハニーベリーと》と５月中にお友達になっていただけますと、オンラインショップでお使いいただけるクーポンを進呈予定。
お得にお買い求めくださいね。