花の数が語る、ハニーベリーの“春”の物語
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
スコーンにつけたいものは、クロテッドクリームとハスカップジャムです。妻がクリームを手作りしてくれたので、たっぷりつけて楽しんだ研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
春の陽ざしが、やさしく畑を包み始めました。
毎朝の見回りで、少しずつ開き始めるハニーベリー(ハスカップ)の花に、自然と足が止まります。今年もこの季節がやってきた。けれど、去年の同時期の写真と見比べてみると、やはり生育のペースが遅れているようです。
去年の様子。枝が伸びています。

今年はまだ枝が伸びていません。春の冷え込みが影響しているようです。

全国的に作物の生育が3週間ほど遅れているといわれる今年の春。私たちの畑でも、その影響がしっかりと現れています。北海道・厚真町の春はまだ寒さが残り、地温もなかなか上がりません。
けれども、そんな中でも、少しずつ咲いてくるハスカップの小さな花は、私たちにたくさんのことを教えてくれます。
ハニーベリーの花の数が未来を占う
ハニーベリーは、1つの花芽からは2輪の花が咲き、さらにその花芽が2つ。つまり、1段につき4輪の花が咲くのです。
この段が、2段であれば不作、3段で平年並み、4〜5段となれば豊作の年だといわれています。今年の樹をよく見てみると、1段目の上に、2段目の花芽がようやく顔を出したところ。これから何段目まで咲くのか、期待とともに見守る日々が始まります。
自然と向き合う農業だからこそ
この時期になると、日々の気温や風、雨の有無によって、植物たちの様子がガラリと変わります。自然を相手にする農業は、まさに“読み合い”。決してこちらの思い通りにはいきませんが、その不確かさこそが、この仕事の奥深さでもあります。
私は今、ハニーベリー農家として修行の身。毎年が初めてのような連続です。けれど、一つ一つの気づきを積み重ね、いつかはどんな年でも対応できる力を身につけていきたいと思っています。
ハニーベリーと暮らす日々
ハニーベリーの花は、うす黄緑のベルのような形をしています。まるで妖精のランタンのように、春の光の中でやさしく揺れるその姿に、毎年心を奪われます。
やがてこの花たちが実を結び、紫色の果実となるころ、私たちの農園もにぎやかになります。収穫体験を楽しみにしているお客様の声に背中を押されながら、今できることをひとつずつ積み重ねていく——それが、この季節の私たちのしごとです。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)
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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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