草刈り3回戦と“ゆうしげ”の枝起こし
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
好きなグラタンはマカロニグラタンです。
熱いマカロニが口に飛び込んで、口の中を火傷してしまった研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
6月中旬の畑嶋ハスカップ農園。
今年もやってきました、夏草との果てなき戦い。
ついこの前、草を刈ったはずなのに…。
気づけば、また同じ場所に草がびっしり。
「え?これ、先週も刈ったよね?」と、自分に問いかけたくなるほどです。
この時期、草の伸び方は本当に容赦がありません。
そんな中、草刈り第3ラウンドを迎えた私と刈払機の前に、思いもよらぬ敵(?)が現れました。
それは――
重みで枝垂れて、地面すれすれまで落ちてきたハニーベリー☆ハスカップの枝たち。
特に、厚真町が誇るブランド品種「ゆうしげ」は要注意。
糖度12度以上という圧倒的な甘さに加え、大粒で果皮も柔らかく、まさに“みんな大好き”な逸品です。
この「ゆうしげ」の枝は、果実の重みによってまるで柳のようにしなり、草に紛れて姿を潜めてしまうのです。
もし間違って刈ってしまったら大変。
せっかく実った果実を失うどころか、来年の成長にも影響してしまいます。
そこで草刈りの手を止め、枝を一つひとつ丁寧に起こしていく作業が始まります。
「この枝は、あの太い枝にもたせかけられるかな…」
「この子は無理だな、ロープで支えてあげよう」
そんなふうに一本ずつ状態を見ながら、枝を立たせていくのです。
この作業、実はただの見た目の整備ではありません。
“甘く美味しい実”を育てるために、とても大切なことなのです。
ハニーベリー☆ハスカップの栄養分は、どうやら“上に上に”運ばれるようで、枝垂れた枝の先までしっかり届かないこともあるようです。
つまり、枝が立っていないと、せっかくの実が育ちきらない。
だからこそ、今日も刈払機を肩にかけたまま、畑のあちこちで枝を支えています。
夏の陽射しを浴びながら、少しでも甘く、少しでも美味しい実が育つように。
今年も、“ハニーベリー☆ハスカップ”は順調に育っています。
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オンラインショップでは、ただいま冷凍ハスカップの予約販売を行っています。
ハスカップの摘み取りと、農園カフェの特製スイーツ&ドリンク。どちらも楽しめる7月5日と12日は、特別な日になること間違いなしです。
夏の一日、ぜひ畑嶋ハスカップ農園へ遊びにいらしてください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)