赤く巻いた葉が鳴らす警報
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イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
農作業で履く好きな靴は、モンベルのトレッキングシューズです。
研修を始めたばかりの頃、長靴を履いていたら、外反母趾になってしまった研修生Hataです。
いつもご愛読ありがとうございます。
赤く巻いた葉が鳴らす警報──ハニーベリー畑に忍び寄るアブラムシの季節
薄曇りの朝、畑を一歩ずつ歩いていると、枝先の若葉がワインレッドに染まり、くるりと巻いているのが目に留まりました。まるで小さな旗が「侵入者あり」と掲げているよう

──そう、今年もアブラムシの季節がやって来たのです。
アブラムシの旅は昨秋から始まります。彼らは芽の隙間に卵を産みつけ越冬し、春、ハスカップの芽吹きと同時に孵化。
「お母さんアブラムシ」は翅を持たないまま無性生殖で仲間を爆発的に増やし、いちばん甘い新梢にコロニーを築きます。
柔らかな葉裏で汁を吸われた葉はしぼみ、アントシアニンが滲み出して赤紫に変色──まさに今、畑で起きている光景です。

被害を最小限に抑えるコツは“早期発見・即隔離”。赤く丸まった葉を見つけたら、枝先ごと摘み取りビニール袋へ直行、畑の外で処分します。
同時に、テントウムシやヒラタアブなど天敵が活躍できるよう、下草を極端に刈り過ぎない“居場所づくり”も大切です。化学的防除と生物的防除のハイブリッドで、ハスカップを守ります。
今日はアブラムシ退治の合間に、懸案だった納屋の屋根を一気に塗り終えました。新調したばかりの靴に、ペンキが点々……それも現場の勲章、と自分を慰めつつ乾いた屋根で深呼吸。
すると頭上からゴォォッという爆音。自衛隊機が青空を何度も旋回し、畑の静寂にスパイスを撒いていきました。自然と人、それぞれの“営みの音”が交錯する一日でした。
アブラムシとの攻防戦はまだ始まったばかり。今後の経過や、ハニーベリーたちの成長日記はまたお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)
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北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)農園を営む”畑嶋ハスカップ農園”です。
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