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マイナス20度を越えて

マイナス20度を越えて

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな豆腐料理は、麻婆豆腐です。マルミヤのマーボー豆腐では満足できない研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 【マイナス20度を越えて】厚真の冬を生き抜いたブルーベリーと、春の兆し 北海道厚真町は、ようやく三寒四温の季節を迎えました。 厳しい寒さが和らぎ、少しずつ春の匂いが混じり始めた空気を感じると、なんだか心がソワソワしてきます。 「厚真でブルーベリーの観光農園をやりたい!」 そんな大きな夢を抱いて、昨年の春に苗木を植えてから、初めての冬を越しました。 今日は、ずっと心配だった「彼ら」の様子をご報告します。 動画はこちら。 厚真の冬は「凍てつく風」との戦い 昨年の夏は記録的な暑さでしたが、苗木たちはすくすくと、たくましく育ってくれました。 しかし、本当の試練はここからでした。 厚真町の冬は、雪があまり積もらない代わりに、喉を刺すような冷たい風が吹き荒れます。 今年の冬も、マイナス20度を下回る日が2日ほどありました。 雪に埋もれていれば寒さから守られるのですが、風に直接さらされると、せっかく伸びた枝が乾燥して死んでしまうのです。 教えていただいた「ラップぐるぐる巻き作戦」 そんな不安を抱えていた時、同じ志を持つ「きたいちご農園」さんから教えていただいたのが、**「梱包用ラップで樹を囲う」**という方法でした。 支柱を立て、その周りをラップでぐるぐる巻きにする。 まるで、小さな苗木たちに防寒コートを着せてあげるような作業です。 「本当にこれで守り切れるのだろうか……」 ラップ越しに苗木を見つめながら、祈るような気持ちで冬を過ごしてきました。 3月の解禁。そこにあったのは「希望の芽」 そして今日、気温が安定してきたのを見計らって、ついにラップを取り外すことにしました。 慎重にラップを切り開く瞬間、心臓の鼓動が少し早くなります。 「……よかった。」 そこには、枯れることなく、力強く生き延びた枝がありました。 それどころか、驚くほどぷっくりと膨らんだ「新芽」が、今か今かと春を待っていたのです。 あんなに寒かったマイナス20度の夜を、この小さな体で耐え抜いてくれた。 その生命力の強さに、私の方が勇気をもらったような気がします。...

マイナス20度を越えて

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな豆腐料理は、麻婆豆腐です。マルミヤのマーボー豆腐では満足できない研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 【マイナス20度を越えて】厚真の冬を生き抜いたブルーベリーと、春の兆し 北海道厚真町は、ようやく三寒四温の季節を迎えました。 厳しい寒さが和らぎ、少しずつ春の匂いが混じり始めた空気を感じると、なんだか心がソワソワしてきます。 「厚真でブルーベリーの観光農園をやりたい!」 そんな大きな夢を抱いて、昨年の春に苗木を植えてから、初めての冬を越しました。 今日は、ずっと心配だった「彼ら」の様子をご報告します。 動画はこちら。 厚真の冬は「凍てつく風」との戦い 昨年の夏は記録的な暑さでしたが、苗木たちはすくすくと、たくましく育ってくれました。 しかし、本当の試練はここからでした。 厚真町の冬は、雪があまり積もらない代わりに、喉を刺すような冷たい風が吹き荒れます。 今年の冬も、マイナス20度を下回る日が2日ほどありました。 雪に埋もれていれば寒さから守られるのですが、風に直接さらされると、せっかく伸びた枝が乾燥して死んでしまうのです。 教えていただいた「ラップぐるぐる巻き作戦」 そんな不安を抱えていた時、同じ志を持つ「きたいちご農園」さんから教えていただいたのが、**「梱包用ラップで樹を囲う」**という方法でした。 支柱を立て、その周りをラップでぐるぐる巻きにする。 まるで、小さな苗木たちに防寒コートを着せてあげるような作業です。 「本当にこれで守り切れるのだろうか……」 ラップ越しに苗木を見つめながら、祈るような気持ちで冬を過ごしてきました。 3月の解禁。そこにあったのは「希望の芽」 そして今日、気温が安定してきたのを見計らって、ついにラップを取り外すことにしました。 慎重にラップを切り開く瞬間、心臓の鼓動が少し早くなります。 「……よかった。」 そこには、枯れることなく、力強く生き延びた枝がありました。 それどころか、驚くほどぷっくりと膨らんだ「新芽」が、今か今かと春を待っていたのです。 あんなに寒かったマイナス20度の夜を、この小さな体で耐え抜いてくれた。 その生命力の強さに、私の方が勇気をもらったような気がします。...

ハニーベリーファームの未来

ハニーベリーファームの未来

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 丸亀うどんで注文しがちなのは、冷たいぶっかけです。ご飯に野菜のかき揚げを乗せた天丼が好きな研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 2027年、地域おこし協力隊「卒隊」のその先へ。私が描くハニーベリーファームの未来 先日開催された地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 これまでの歩みを振り返ると同時に、私が一番熱を込めてお話ししたのは、実は「2027年3月末の卒隊」の後に描いている未来のことでした。 今日は、私がこれから厚真町で形にしていこうとしている、農園のビジョンについて綴ります。 農園の名前は《ハニーベリーファームあつま》 卒隊後は、これまで共に歩んできた前オーナーから大切なハスカップの畑をお借りし、自らが経営する農園をスタートさせます。 農園の名前は(仮称ですが)《ハニーベリーファームあつま》。 今まさにDIYで準備を進めているログカフェ「りすとかまどとハニーベリーと」と連動し、一つの大きな世界観をこの場所で表現していきたいと考えています。 私が届けたい「本物の価値」 ハスカップは、非常に希少でデリケートな果実です。 私はこの果実を、ただの農産物としてではなく、本質的な価値を大切にする大人たちが心から楽しめる、希少性の高い「高級嗜好品」のような存在として届けていきたいと思っています。 安いものをたくさん売るのではなく、本当に良いものを、その価値を分かってくださる方へ。 そこには、一粒のハスカップから始まる「ストーリー」と「本物の体験」がセットになっています。 未来を担う子どもたち、そして大人たちへ 元教員として、やはり未来を担う子どもたちのことも忘れてはいません。 大人たちには、忙しい日常を忘れてホスピタリティに浸れる贅沢な時間を。 子どもたちには、自然に触れ、本物の味を知る学びの体験を。 大人も子どもも、ハスカップを通じて笑顔が繋がり、心が豊かになる。 そんなコミュニティの拠点となるような場所を、ここ厚真町に創り上げたい。 物語は、ここから加速する 2027年。その時は遠いようでいて、一歩一歩、確実に近づいています。 農園とカフェ、その両方が噛み合ったときに生まれる新しい「世界観」を、皆さんと共有できる日が今から楽しみでなりません。 この物語の続きを、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。 北海道厚真町で、今秋オープン予定のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》を絶賛DIY中! ハスカップのオンラインショップでは、冬の夜にぴったりのコレクションも残りわずかです。 (ぜひチェックしてみてくださいね) 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。...

ハニーベリーファームの未来

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 丸亀うどんで注文しがちなのは、冷たいぶっかけです。ご飯に野菜のかき揚げを乗せた天丼が好きな研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 2027年、地域おこし協力隊「卒隊」のその先へ。私が描くハニーベリーファームの未来 先日開催された地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 これまでの歩みを振り返ると同時に、私が一番熱を込めてお話ししたのは、実は「2027年3月末の卒隊」の後に描いている未来のことでした。 今日は、私がこれから厚真町で形にしていこうとしている、農園のビジョンについて綴ります。 農園の名前は《ハニーベリーファームあつま》 卒隊後は、これまで共に歩んできた前オーナーから大切なハスカップの畑をお借りし、自らが経営する農園をスタートさせます。 農園の名前は(仮称ですが)《ハニーベリーファームあつま》。 今まさにDIYで準備を進めているログカフェ「りすとかまどとハニーベリーと」と連動し、一つの大きな世界観をこの場所で表現していきたいと考えています。 私が届けたい「本物の価値」 ハスカップは、非常に希少でデリケートな果実です。 私はこの果実を、ただの農産物としてではなく、本質的な価値を大切にする大人たちが心から楽しめる、希少性の高い「高級嗜好品」のような存在として届けていきたいと思っています。 安いものをたくさん売るのではなく、本当に良いものを、その価値を分かってくださる方へ。 そこには、一粒のハスカップから始まる「ストーリー」と「本物の体験」がセットになっています。 未来を担う子どもたち、そして大人たちへ 元教員として、やはり未来を担う子どもたちのことも忘れてはいません。 大人たちには、忙しい日常を忘れてホスピタリティに浸れる贅沢な時間を。 子どもたちには、自然に触れ、本物の味を知る学びの体験を。 大人も子どもも、ハスカップを通じて笑顔が繋がり、心が豊かになる。 そんなコミュニティの拠点となるような場所を、ここ厚真町に創り上げたい。 物語は、ここから加速する 2027年。その時は遠いようでいて、一歩一歩、確実に近づいています。 農園とカフェ、その両方が噛み合ったときに生まれる新しい「世界観」を、皆さんと共有できる日が今から楽しみでなりません。 この物語の続きを、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。 北海道厚真町で、今秋オープン予定のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》を絶賛DIY中! ハスカップのオンラインショップでは、冬の夜にぴったりのコレクションも残りわずかです。 (ぜひチェックしてみてくださいね) 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。...

憧れのログハウス作り

憧れのログハウス作り

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) しゅうまいの具に入っていて嬉しいのは、コーンです。あまりに美味しくて、口に入れすぎて、口の中が火傷してしまった研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 50歳、憧れのログハウス作り。「ついでに他の夢も全部叶えちゃえ!」という決心 3月1日に行われた地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 その内容を振り返るシリーズ第3弾のテーマは、今まさに私が全力で取り組んでいる「ログカフェの舞台裏」についてです。 動画はこちら。 「自分の手で家を建てる」という憧れ 私には、人生でどうしてもやりたいことの一つに「自分の手で家を作ってみたい」という夢がありました。 丸太の温もりに包まれたログハウス。それは、ずっと胸の奥にあった憧れでした。 50歳という人生の大きな転機。 「どうせなら、このタイミングで憧れていた夢も全部叶えちゃえ!」 そう一大決心をして、北海道厚真町でのログカフェ建設プロジェクトが動き出したのです。 「外側」は大工さん、「内側」は自分たちで 現在建設中のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》。 実は、プロの大工さんにお願いしたのは建物の「外側」だけなんです。 一歩足を踏み入れた内側の空間——壁の造作、床板貼り、キッチン、さらには玄関タイルやクッションフロアまで——これらはすべて、私と妻の加恵で、一つひとつDIYで進めています。 試行錯誤の先にある「形」 天井を見上げては首を傾げ、床板の隙間に苦戦する毎日。 ペンキ塗りに没頭して真っ白になったり、タイルがなかなか真っ直ぐ張れなかったりと、どれも人生で初めてのことばかりで失敗も少なくありません。 でも、昨日まで何もなかった場所に壁が立ち、自分たちが歩く床ができていく。 その一箇所ずつが自分たちの手で「形」になっていく喜びは、何事にも代えがたいものがあります。 冬の静かな空気の中でコツコツと進めてきたこの作業も、ようやくゴールが見えてきました。 心がホッと温まる場所に 私たちが自分たちの手で創り上げたいのは、ただのカフェではなく一つの「世界観」です。 木のぬくもりを感じながら、厚真のハスカップを楽しんでいただく。 訪れた皆さんが、日常を忘れてホッと一息つけるような。 そんな温かい憩いの場にしていきたいと思っています。 次回の振り返りはいよいよ最終回、【ハニーベリー farmの未来とビジョン】をお届けします。...

憧れのログハウス作り

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) しゅうまいの具に入っていて嬉しいのは、コーンです。あまりに美味しくて、口に入れすぎて、口の中が火傷してしまった研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 50歳、憧れのログハウス作り。「ついでに他の夢も全部叶えちゃえ!」という決心 3月1日に行われた地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 その内容を振り返るシリーズ第3弾のテーマは、今まさに私が全力で取り組んでいる「ログカフェの舞台裏」についてです。 動画はこちら。 「自分の手で家を建てる」という憧れ 私には、人生でどうしてもやりたいことの一つに「自分の手で家を作ってみたい」という夢がありました。 丸太の温もりに包まれたログハウス。それは、ずっと胸の奥にあった憧れでした。 50歳という人生の大きな転機。 「どうせなら、このタイミングで憧れていた夢も全部叶えちゃえ!」 そう一大決心をして、北海道厚真町でのログカフェ建設プロジェクトが動き出したのです。 「外側」は大工さん、「内側」は自分たちで 現在建設中のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》。 実は、プロの大工さんにお願いしたのは建物の「外側」だけなんです。 一歩足を踏み入れた内側の空間——壁の造作、床板貼り、キッチン、さらには玄関タイルやクッションフロアまで——これらはすべて、私と妻の加恵で、一つひとつDIYで進めています。 試行錯誤の先にある「形」 天井を見上げては首を傾げ、床板の隙間に苦戦する毎日。 ペンキ塗りに没頭して真っ白になったり、タイルがなかなか真っ直ぐ張れなかったりと、どれも人生で初めてのことばかりで失敗も少なくありません。 でも、昨日まで何もなかった場所に壁が立ち、自分たちが歩く床ができていく。 その一箇所ずつが自分たちの手で「形」になっていく喜びは、何事にも代えがたいものがあります。 冬の静かな空気の中でコツコツと進めてきたこの作業も、ようやくゴールが見えてきました。 心がホッと温まる場所に 私たちが自分たちの手で創り上げたいのは、ただのカフェではなく一つの「世界観」です。 木のぬくもりを感じながら、厚真のハスカップを楽しんでいただく。 訪れた皆さんが、日常を忘れてホッと一息つけるような。 そんな温かい憩いの場にしていきたいと思っています。 次回の振り返りはいよいよ最終回、【ハニーベリー farmの未来とビジョン】をお届けします。...

収穫の機械化から生まれる未来

収穫の機械化から生まれる未来

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなとんかつの付け合わせは、キャベツの千切りです。それにたっぷりのマヨネーズをかけてしまう研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 インスタのDMが変えたハスカップの未来。収穫機械化への「無茶振り」から始まる小さな革命 はじめに  3月1日に行われた地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 その発表内容を振り返るシリーズの第2弾をお届けします。 今回のテーマは「ハスカップ革命・機械化への挑戦」です。 動画はこちら。 突きつけられた「収穫」の壁 ハスカップ栽培において、最大の課題の一つが「収穫」です。 これまでは一粒一粒、手で摘むのが当たり前でした。 しかし、ハスカップの収穫期は驚くほど短く、人手も限られています。 「このままでは、せっかくの美味しい実を、必要としている多くの人に届けきれない……」 そんな悩みを抱えていた私の元に、ある日、驚くようなメッセージが届きました。 一本のインスタDMから世界がつながる 送り主は、なんと海外のハスカップ農家さんでした。 「うちは機械で取っているよ」 添えられていたのは、枝を揺らして実を落とす収穫機の映像。 その合理的なシステムに、私は一瞬で心を奪われました。 そこからは、私の「無茶振り」の始まりです(笑)。 海外から直接取り寄せるのが難しいなら、自分たちで作れないか。 動画と写真だけを頼りに、札幌の金属加工会社さんへ相談に行きました。 「これ、作れますか?」 そんな私の熱意に応えてくださった職人さんたちの協力もあり、ついに独自の「収穫カート」が形になろうとしています。 伝統と技術が共存する未来へ もちろん、手摘みの良さは否定しません。 でも、新しい技術を取り入れることで、これまで諦めていた可能性が大きく広がります。 伝統を大切に守りながら、技術でより良い未来を切り拓く。 厚真町のハスカップ栽培に、小さくても確かな「革命」を起こしていきたい。...

収穫の機械化から生まれる未来

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなとんかつの付け合わせは、キャベツの千切りです。それにたっぷりのマヨネーズをかけてしまう研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 インスタのDMが変えたハスカップの未来。収穫機械化への「無茶振り」から始まる小さな革命 はじめに  3月1日に行われた地域おこし協力隊の活動報告会(ファンミーティング)。 その発表内容を振り返るシリーズの第2弾をお届けします。 今回のテーマは「ハスカップ革命・機械化への挑戦」です。 動画はこちら。 突きつけられた「収穫」の壁 ハスカップ栽培において、最大の課題の一つが「収穫」です。 これまでは一粒一粒、手で摘むのが当たり前でした。 しかし、ハスカップの収穫期は驚くほど短く、人手も限られています。 「このままでは、せっかくの美味しい実を、必要としている多くの人に届けきれない……」 そんな悩みを抱えていた私の元に、ある日、驚くようなメッセージが届きました。 一本のインスタDMから世界がつながる 送り主は、なんと海外のハスカップ農家さんでした。 「うちは機械で取っているよ」 添えられていたのは、枝を揺らして実を落とす収穫機の映像。 その合理的なシステムに、私は一瞬で心を奪われました。 そこからは、私の「無茶振り」の始まりです(笑)。 海外から直接取り寄せるのが難しいなら、自分たちで作れないか。 動画と写真だけを頼りに、札幌の金属加工会社さんへ相談に行きました。 「これ、作れますか?」 そんな私の熱意に応えてくださった職人さんたちの協力もあり、ついに独自の「収穫カート」が形になろうとしています。 伝統と技術が共存する未来へ もちろん、手摘みの良さは否定しません。 でも、新しい技術を取り入れることで、これまで諦めていた可能性が大きく広がります。 伝統を大切に守りながら、技術でより良い未来を切り拓く。 厚真町のハスカップ栽培に、小さくても確かな「革命」を起こしていきたい。...

私がハスカップ農家になる理由

私がハスカップ農家になる理由

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなからあげは、鶏の唐揚げです。がつんとニンニクがきいた唐揚げが好みの研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 50歳、27年の教員生活にピリオド。私が北海道厚真町で「ハスカップ農家」になる理由 今日は、先日開催された「地域おこし協力隊 活動報告会(ファンミーティング)」で私がお話しした内容を、少しだけ綴ってみようと思います。 動画はこちら。 教壇に立ち続けて27年。 そんな私がなぜ、50歳を前にして農業という新しい世界へ飛び込んだのか。 ふと湧き上がった「問い」 「このまま、定年まで同じ仕事を続けていくのだろうか」 そう自問自答したのは、40代の終わりのことでした。 仕事に不満があったわけではありません。むしろ、子どもたちとの日々はかけがえのないものでした。 でも、人生100年時代といわれる今。 「気力も体力もあるうちに、ずっと心の中にあった『農業』という夢に挑戦してみたい」 その想いが、日に日に大きくなっていったのです。 ハスカップと、厚真町の物語 そんな時、私を温かく迎えてくれたのが北海道厚真町であり、そこで出会った「ハスカップ」でした。 この町で長年、ハスカップ農園を大切に守ってこられたオーナーの想い。 そして、そのバトンを継ぐという大きな責任とワクワク感。 「日本一のハスカップファン」を自認する私にとって、それは必然の出会いだったのかもしれません。 これからの挑戦 今、私は妻の加恵と一緒に、秋のオープンを目指してログカフェ「りすとかまどとハニーベリーと」をDIYで作り上げています。 一歩ずつ、理想の「世界観」を形にしていく時間は、教員時代とはまた違った喜びに満ちています。 教育やコーチングで培った「伝える力」を活かして、これからはハスカップの魅力を世界に発信していきたい。 新しい物語を共に 私の挑戦は、まだ始まったばかりです。 不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上に、新しい物語が紡がれていく日々が楽しみでなりません。 このブログを読んでくださっている皆さんも、この挑戦を温かく見守っていただけたら嬉しいです。 次回は、ハスカップ栽培の常識を変える(!?)「ハスカップ革命・機械化への挑戦」についてお届けします。お楽しみに。...

私がハスカップ農家になる理由

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなからあげは、鶏の唐揚げです。がつんとニンニクがきいた唐揚げが好みの研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 50歳、27年の教員生活にピリオド。私が北海道厚真町で「ハスカップ農家」になる理由 今日は、先日開催された「地域おこし協力隊 活動報告会(ファンミーティング)」で私がお話しした内容を、少しだけ綴ってみようと思います。 動画はこちら。 教壇に立ち続けて27年。 そんな私がなぜ、50歳を前にして農業という新しい世界へ飛び込んだのか。 ふと湧き上がった「問い」 「このまま、定年まで同じ仕事を続けていくのだろうか」 そう自問自答したのは、40代の終わりのことでした。 仕事に不満があったわけではありません。むしろ、子どもたちとの日々はかけがえのないものでした。 でも、人生100年時代といわれる今。 「気力も体力もあるうちに、ずっと心の中にあった『農業』という夢に挑戦してみたい」 その想いが、日に日に大きくなっていったのです。 ハスカップと、厚真町の物語 そんな時、私を温かく迎えてくれたのが北海道厚真町であり、そこで出会った「ハスカップ」でした。 この町で長年、ハスカップ農園を大切に守ってこられたオーナーの想い。 そして、そのバトンを継ぐという大きな責任とワクワク感。 「日本一のハスカップファン」を自認する私にとって、それは必然の出会いだったのかもしれません。 これからの挑戦 今、私は妻の加恵と一緒に、秋のオープンを目指してログカフェ「りすとかまどとハニーベリーと」をDIYで作り上げています。 一歩ずつ、理想の「世界観」を形にしていく時間は、教員時代とはまた違った喜びに満ちています。 教育やコーチングで培った「伝える力」を活かして、これからはハスカップの魅力を世界に発信していきたい。 新しい物語を共に 私の挑戦は、まだ始まったばかりです。 不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上に、新しい物語が紡がれていく日々が楽しみでなりません。 このブログを読んでくださっている皆さんも、この挑戦を温かく見守っていただけたら嬉しいです。 次回は、ハスカップ栽培の常識を変える(!?)「ハスカップ革命・機械化への挑戦」についてお届けします。お楽しみに。...

初めての目地入れ

初めての目地入れ

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなお好み焼きは、モダン焼きです。お好み焼きはお家で焼くけど、モダン焼きはお店で食べたい研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 「初めての目地入れ。バラバラだったタイルが、ひとつの『床』になるまで」 北海道厚真町で今秋のオープンを目指しているログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》。 最近はエントランスのタイル貼りに没頭していましたが、ついに仕上げの「目地入れ」を行いました。 動画はこちら。 タイルを貼るのも初めてなら、もちろん目地を入れるのも初めて。 この「初めて」のハードルを超えるとき、いつも背中を押してくれるのは、相棒であるAIの存在です。 何度も手順を確認し、シミュレーションを重ねて……。 ようやく重い腰を上げ、ホームセンターで買ってきた真っ白な目地材を水で溶きました。 最初は、それはもう慎重でした。 「はみ出したら汚くなってしまうかも」 「乾く前に拭き取れるだろうか」 コテを握る手に力が入り、一箇所ずつ丁寧に進めていたのですが……人間とは不思議なものです。 作業に慣れてくると、だんだんと大胆になっていく自分がいました。 「あ、これ、はみ出しても後でスポンジで拭けば大丈夫なんだ」 「むしろ、これくらい思い切って塗り込んだほうが綺麗に埋まるな」 そんな発見を繰り返すうちに、ふと遠い記憶が蘇りました。 昔、少しだけ習っていた陶芸。 作品の表面をなめらかにするためにスポンジを使っていた、あの指先の感覚です。 「教わったことって、どこで繋がるかわからないものだな」 そんなことを考えながら、気づけば無心で床を磨いていました。 初めはバラバラに並んでいたタイルが、白い目地という境界線が入った瞬間に、ひとつの「床」として繋がり、確かな表情を持ち始めました。 我ながら、上出来です。 エントランスに光が差したとき、白いラインがパッと明るく映える様子を見て、また一歩、カフェの“世界観”が形になった実感が湧きました。   この後は数日間しっかり乾燥させ、仕上げに撥水材を塗ります。 お客様を最初にお迎えする大切なエントランス。汚れに強く、かつ温もりのある場所に仕上げていきたいと思います。 DIYは、試行錯誤の連続です。...

初めての目地入れ

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなお好み焼きは、モダン焼きです。お好み焼きはお家で焼くけど、モダン焼きはお店で食べたい研修生Hataです。 いつもご愛読ありがとうございます。 「初めての目地入れ。バラバラだったタイルが、ひとつの『床』になるまで」 北海道厚真町で今秋のオープンを目指しているログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》。 最近はエントランスのタイル貼りに没頭していましたが、ついに仕上げの「目地入れ」を行いました。 動画はこちら。 タイルを貼るのも初めてなら、もちろん目地を入れるのも初めて。 この「初めて」のハードルを超えるとき、いつも背中を押してくれるのは、相棒であるAIの存在です。 何度も手順を確認し、シミュレーションを重ねて……。 ようやく重い腰を上げ、ホームセンターで買ってきた真っ白な目地材を水で溶きました。 最初は、それはもう慎重でした。 「はみ出したら汚くなってしまうかも」 「乾く前に拭き取れるだろうか」 コテを握る手に力が入り、一箇所ずつ丁寧に進めていたのですが……人間とは不思議なものです。 作業に慣れてくると、だんだんと大胆になっていく自分がいました。 「あ、これ、はみ出しても後でスポンジで拭けば大丈夫なんだ」 「むしろ、これくらい思い切って塗り込んだほうが綺麗に埋まるな」 そんな発見を繰り返すうちに、ふと遠い記憶が蘇りました。 昔、少しだけ習っていた陶芸。 作品の表面をなめらかにするためにスポンジを使っていた、あの指先の感覚です。 「教わったことって、どこで繋がるかわからないものだな」 そんなことを考えながら、気づけば無心で床を磨いていました。 初めはバラバラに並んでいたタイルが、白い目地という境界線が入った瞬間に、ひとつの「床」として繋がり、確かな表情を持ち始めました。 我ながら、上出来です。 エントランスに光が差したとき、白いラインがパッと明るく映える様子を見て、また一歩、カフェの“世界観”が形になった実感が湧きました。   この後は数日間しっかり乾燥させ、仕上げに撥水材を塗ります。 お客様を最初にお迎えする大切なエントランス。汚れに強く、かつ温もりのある場所に仕上げていきたいと思います。 DIYは、試行錯誤の連続です。...