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厚真町で育つヘーゼルナッツの物語

厚真町で育つヘーゼルナッツの物語

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなヨガのポーズは亡骸のポーズです。体験ヨガをしてきて今晩はぐっすり眠れそうな研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   イタリアから届いた一本の棒 ― 厚真町で育つヘーゼルナッツの物語 北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)を中心に農園づくりを進めていますが、実はもうひとつ、静かに成長している仲間がいます。それが、遠くイタリア・ピエモンテからはるばるやってきたヘーゼルナッツです。 届いた時の苗は、まるで「棒切れ」のようでした。緑色のロウにコーティングされ、葉も枝もなく、ただ一本の棒。正直に言えば、その姿を見て「本当にこれが育つのだろうか」と思ったほどです。 けれども、せっかく海を越えてきた大切な苗。特別な土を準備し、しっかりと植え付けをしました。雨が降らない日にはタンクに水を入れて畑まで運び、苗の根元にゆっくりと注ぐ。そんな地道な世話を続けました。 1か月が経ち、さらに半月が過ぎても、外見に変化はなし。心の中では「やっぱり日本では難しいのかもしれない」と不安が募りました。でも今になって思えば、その沈黙の時間こそが大事な準備期間だったのです。見えない地中で、しっかりと根を張り、栄養を蓄え、芽吹く時を待っていたのでしょう。 6月上旬。ようやく緑のロウを突き破って、小さな芽が顔を出しました。その瞬間の感動は、今でもはっきりと覚えています。頼りないほど細い芽でしたが、そこからはぐんぐんと枝を伸ばし、葉を茂らせ、夏を迎える頃にはすっかり苗木らしい姿へ。春先には棒のようだった姿が、今では背丈を伸ばした立派な樹へと成長しました。 とはいえ、まだ安心はできません。ここ厚真町の冬は厳しく、時にはマイナス20度を下回ることもあります。今年伸びた柔らかな枝が凍死してしまわないように、冬囲いをして守ってやらねばなりません。少し過保護かもしれませんが、未来の実りを夢見て、手をかけていきたいと思います。 将来、この畑で収穫できるヘーゼルナッツは、きっとハスカップのお菓子や自家焙煎コーヒーとの組み合わせで活躍してくれるでしょう。ヘーゼルナッツの香ばしさとハスカップの爽やかな酸味。その響き合いを思い浮かべると、今から楽しみでなりません。 農業は、すぐに結果が出るものではありません。目に見えない根を伸ばす時間があってこそ、大きな実りにつながります。イタリアからやってきたこの小さな苗が、数年後には厚真町の畑で豊かな実をつけ、皆さまにお届けできる日を夢見て、これからも大切に育てていきます。 ――――――――――――――――― 🌱 畑嶋ハスカップ農園からのお知らせ 9月21日に今年採れたハスカップでジャムを炊きます。 ただいま、オンラインショップではハスカップジャム&シロップのご予約受付中です。 シロップは残りわずかとなっています。数に限りがありますので、ぜひお早めにご注文ください。 冷凍ハスカップも少量ですが在庫がございます。ジャムとはひと味違う果実の美味しさもぜひお試しください。 ――――――――――――――――― 未来のナッツの香りを夢見ながら、今はひとつひとつの苗に向き合っています。厚真町の自然とともに育つ物語を、これからもお届けしていきます。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓...

厚真町で育つヘーゼルナッツの物語

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなヨガのポーズは亡骸のポーズです。体験ヨガをしてきて今晩はぐっすり眠れそうな研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   イタリアから届いた一本の棒 ― 厚真町で育つヘーゼルナッツの物語 北海道厚真町でハニーベリー(ハスカップ)を中心に農園づくりを進めていますが、実はもうひとつ、静かに成長している仲間がいます。それが、遠くイタリア・ピエモンテからはるばるやってきたヘーゼルナッツです。 届いた時の苗は、まるで「棒切れ」のようでした。緑色のロウにコーティングされ、葉も枝もなく、ただ一本の棒。正直に言えば、その姿を見て「本当にこれが育つのだろうか」と思ったほどです。 けれども、せっかく海を越えてきた大切な苗。特別な土を準備し、しっかりと植え付けをしました。雨が降らない日にはタンクに水を入れて畑まで運び、苗の根元にゆっくりと注ぐ。そんな地道な世話を続けました。 1か月が経ち、さらに半月が過ぎても、外見に変化はなし。心の中では「やっぱり日本では難しいのかもしれない」と不安が募りました。でも今になって思えば、その沈黙の時間こそが大事な準備期間だったのです。見えない地中で、しっかりと根を張り、栄養を蓄え、芽吹く時を待っていたのでしょう。 6月上旬。ようやく緑のロウを突き破って、小さな芽が顔を出しました。その瞬間の感動は、今でもはっきりと覚えています。頼りないほど細い芽でしたが、そこからはぐんぐんと枝を伸ばし、葉を茂らせ、夏を迎える頃にはすっかり苗木らしい姿へ。春先には棒のようだった姿が、今では背丈を伸ばした立派な樹へと成長しました。 とはいえ、まだ安心はできません。ここ厚真町の冬は厳しく、時にはマイナス20度を下回ることもあります。今年伸びた柔らかな枝が凍死してしまわないように、冬囲いをして守ってやらねばなりません。少し過保護かもしれませんが、未来の実りを夢見て、手をかけていきたいと思います。 将来、この畑で収穫できるヘーゼルナッツは、きっとハスカップのお菓子や自家焙煎コーヒーとの組み合わせで活躍してくれるでしょう。ヘーゼルナッツの香ばしさとハスカップの爽やかな酸味。その響き合いを思い浮かべると、今から楽しみでなりません。 農業は、すぐに結果が出るものではありません。目に見えない根を伸ばす時間があってこそ、大きな実りにつながります。イタリアからやってきたこの小さな苗が、数年後には厚真町の畑で豊かな実をつけ、皆さまにお届けできる日を夢見て、これからも大切に育てていきます。 ――――――――――――――――― 🌱 畑嶋ハスカップ農園からのお知らせ 9月21日に今年採れたハスカップでジャムを炊きます。 ただいま、オンラインショップではハスカップジャム&シロップのご予約受付中です。 シロップは残りわずかとなっています。数に限りがありますので、ぜひお早めにご注文ください。 冷凍ハスカップも少量ですが在庫がございます。ジャムとはひと味違う果実の美味しさもぜひお試しください。 ――――――――――――――――― 未来のナッツの香りを夢見ながら、今はひとつひとつの苗に向き合っています。厚真町の自然とともに育つ物語を、これからもお届けしていきます。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓...

初めてのDIYログカフェ工事

初めてのDIYログカフェ工事

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな焼き魚は秋刀魚の塩焼きです。わたまでは食べれないお子様な研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。 初めてのDIYログカフェ工事、天井貼りに挑戦中 ただいま、建設中のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》では、内部工事が本格的に始まりました。 これまで大工さんに教わりながら進めてきた作業も、今週からはいよいよ一人立ち。農作業の合間に、夕方の2時間ほどを使ってDIYに挑戦しています。   初めての道具にワクワク 今、取りかかっているのは「天井貼り」。 長さ4mの木材を必要な寸法に測って、スライド丸のこでカット。そしてフィニッシュネイラーという道具で釘を打ち込みます。 ノコギリやトンカチを使ったことはありましたが、これらの電動工具は初体験。 「まっすぐに切れる!」「5cmの釘が一瞬で刺さる!」と、その便利さに驚くばかりです。 幅13cmの板を、一枚ずつ丁寧に貼り合わせていく作業。ずれがないように測りながら、天井いっぱいに並べていくと、少しずつカフェらしい空間が姿を見せてくれます。 ひとり作業の不安と楽しさ 電灯の位置や配線まわりの処理はまだ大工さんに教わっていないので、電気屋さんに相談しながら進める予定です。 「この先、どのくらいの時間がかかるんだろう?」と不安もありますが、それ以上にワクワクが大きいのが正直な気持ちです。 農作業と並行しながらのDIYは、決して効率的とは言えないかもしれません。 でも、一枚一枚の板を貼るたびに、「この場所でお客様にハスカップのスイーツを食べてもらうんだ」と思うと、作業そのものがかけがえのない時間になります。 農園の恵みとカフェづくり 私たちのカフェは、ただ休憩する場所ではなく、農園の空気を感じながら、ハニーベリー(ハスカップ)の魅力を味わっていただける空間にしたいと考えています。 今月9月21日には、今年収穫したばかりのハスカップでジャムを炊き上げます。 オンラインショップでは、ジャムやシロップの予約販売も受付中。数量限定となりますので、ぜひチェックしてみてください。   DIYで少しずつ形になっていくログカフェ。 「不安もあるけれど、めっちゃ楽しい!」という気持ちをそのままに、これからも進捗をお届けしていきます。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください!...

初めてのDIYログカフェ工事

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな焼き魚は秋刀魚の塩焼きです。わたまでは食べれないお子様な研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。 初めてのDIYログカフェ工事、天井貼りに挑戦中 ただいま、建設中のログカフェ《りすとかまどとハニーベリーと》では、内部工事が本格的に始まりました。 これまで大工さんに教わりながら進めてきた作業も、今週からはいよいよ一人立ち。農作業の合間に、夕方の2時間ほどを使ってDIYに挑戦しています。   初めての道具にワクワク 今、取りかかっているのは「天井貼り」。 長さ4mの木材を必要な寸法に測って、スライド丸のこでカット。そしてフィニッシュネイラーという道具で釘を打ち込みます。 ノコギリやトンカチを使ったことはありましたが、これらの電動工具は初体験。 「まっすぐに切れる!」「5cmの釘が一瞬で刺さる!」と、その便利さに驚くばかりです。 幅13cmの板を、一枚ずつ丁寧に貼り合わせていく作業。ずれがないように測りながら、天井いっぱいに並べていくと、少しずつカフェらしい空間が姿を見せてくれます。 ひとり作業の不安と楽しさ 電灯の位置や配線まわりの処理はまだ大工さんに教わっていないので、電気屋さんに相談しながら進める予定です。 「この先、どのくらいの時間がかかるんだろう?」と不安もありますが、それ以上にワクワクが大きいのが正直な気持ちです。 農作業と並行しながらのDIYは、決して効率的とは言えないかもしれません。 でも、一枚一枚の板を貼るたびに、「この場所でお客様にハスカップのスイーツを食べてもらうんだ」と思うと、作業そのものがかけがえのない時間になります。 農園の恵みとカフェづくり 私たちのカフェは、ただ休憩する場所ではなく、農園の空気を感じながら、ハニーベリー(ハスカップ)の魅力を味わっていただける空間にしたいと考えています。 今月9月21日には、今年収穫したばかりのハスカップでジャムを炊き上げます。 オンラインショップでは、ジャムやシロップの予約販売も受付中。数量限定となりますので、ぜひチェックしてみてください。   DIYで少しずつ形になっていくログカフェ。 「不安もあるけれど、めっちゃ楽しい!」という気持ちをそのままに、これからも進捗をお届けしていきます。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください!...

ハスカップジャム&シロップはいかが?

ハスカップジャム&シロップはいかが?

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなジャムの瓶は、角瓶です。ジャム瓶を開けてもなかなか最後まで使いきれない研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   北海道厚真町から ― ハスカップジャム&シロップ予約販売のお知らせ 今年の夏も、畑嶋ハスカップ農園ではたくさんのハニーベリー(ハスカップ)が実を結びました。小さな黒紫の実は、ひとつひとつに酸味と甘味がぎゅっと詰まった北の恵み。 その果実だけを贅沢に使って、この秋「ハスカップジャム」と「ハスカップシロップ」を炊き上げます。 ハスカップは、古くから北海道に自生し「不老長寿の果実」と呼ばれてきたほど栄養価が高い果実です。アントシアニンはブルーベリーのおよそ5.5倍、カルシウムや鉄分、ビタミンCも豊富に含まれています。目の健康維持や疲労回復、美容にもうれしい果実で、自然の力をそのまま味わっていただけます。 ジャムの魅力 炊き上げたジャムは、パンやトーストにのせるだけで朝の食卓を華やかにしてくれます。 ヨーグルトやアイスにトッピングすれば、甘酸っぱい風味がさらに引き立ちます。チーズに合わせるとワインのおともにもぴったり。シンプルながら、アレンジの幅が広いのもハスカップジャムの魅力です。 シロップの楽しみ方 一方のシロップは、牛乳で割るとまるで飲むヨーグルトのような味わいに。炭酸水で割れば爽やかなベリーソーダに早変わり。肌寒い日にはお湯割りにして、心まであたたまるひとときを過ごすのもおすすめです。お子さまから大人まで、暮らしの中に取り入れやすいのがシロップの良さです。   お客様の声から 昨年お買い求めいただいた方々からは、 「酸味と甘みのバランスがちょうどいい!」 「ヨーグルトにかけると美味しさが際立ちます」 といった声をいただきました。毎日の食卓に自然と寄り添い、暮らしを彩る存在になっていることが私たちにとって何よりの励みです。   農園からの贈り物 農園を切り盛りしてきたのは、畑嶋昭(88歳)。厚真町の地で長年ハスカップと向き合い続け、手間を惜しまず育ててきました。その想いを引き継ぎながら、今年も丹精込めて作った果実を使っています。手作りならではのやさしい味わいを、ぜひご家庭で感じていただければ幸いです。   商品ラインナップ ハスカップジャム 800円(税込) ハスカップシロップ 900円(税込) ジャム&シロップセット 1,500円(税込) いずれも数量限定・送料無料でのご案内です。9月21日に炊き上げを予定しており、それ以降、順次発送いたします。 ▼ご予約は上のサムネイルからそれぞれ商品ページにいけます。...

ハスカップジャム&シロップはいかが?

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなジャムの瓶は、角瓶です。ジャム瓶を開けてもなかなか最後まで使いきれない研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   北海道厚真町から ― ハスカップジャム&シロップ予約販売のお知らせ 今年の夏も、畑嶋ハスカップ農園ではたくさんのハニーベリー(ハスカップ)が実を結びました。小さな黒紫の実は、ひとつひとつに酸味と甘味がぎゅっと詰まった北の恵み。 その果実だけを贅沢に使って、この秋「ハスカップジャム」と「ハスカップシロップ」を炊き上げます。 ハスカップは、古くから北海道に自生し「不老長寿の果実」と呼ばれてきたほど栄養価が高い果実です。アントシアニンはブルーベリーのおよそ5.5倍、カルシウムや鉄分、ビタミンCも豊富に含まれています。目の健康維持や疲労回復、美容にもうれしい果実で、自然の力をそのまま味わっていただけます。 ジャムの魅力 炊き上げたジャムは、パンやトーストにのせるだけで朝の食卓を華やかにしてくれます。 ヨーグルトやアイスにトッピングすれば、甘酸っぱい風味がさらに引き立ちます。チーズに合わせるとワインのおともにもぴったり。シンプルながら、アレンジの幅が広いのもハスカップジャムの魅力です。 シロップの楽しみ方 一方のシロップは、牛乳で割るとまるで飲むヨーグルトのような味わいに。炭酸水で割れば爽やかなベリーソーダに早変わり。肌寒い日にはお湯割りにして、心まであたたまるひとときを過ごすのもおすすめです。お子さまから大人まで、暮らしの中に取り入れやすいのがシロップの良さです。   お客様の声から 昨年お買い求めいただいた方々からは、 「酸味と甘みのバランスがちょうどいい!」 「ヨーグルトにかけると美味しさが際立ちます」 といった声をいただきました。毎日の食卓に自然と寄り添い、暮らしを彩る存在になっていることが私たちにとって何よりの励みです。   農園からの贈り物 農園を切り盛りしてきたのは、畑嶋昭(88歳)。厚真町の地で長年ハスカップと向き合い続け、手間を惜しまず育ててきました。その想いを引き継ぎながら、今年も丹精込めて作った果実を使っています。手作りならではのやさしい味わいを、ぜひご家庭で感じていただければ幸いです。   商品ラインナップ ハスカップジャム 800円(税込) ハスカップシロップ 900円(税込) ジャム&シロップセット 1,500円(税込) いずれも数量限定・送料無料でのご案内です。9月21日に炊き上げを予定しており、それ以降、順次発送いたします。 ▼ご予約は上のサムネイルからそれぞれ商品ページにいけます。...

すぐに終わると思ったのが甘かった

すぐに終わると思ったのが甘かった

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな梨は、幸水です。梨が美味しい季節になって楽しみな研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。 すぐに終わると思ったのが甘かった——ログカフェづくり、外壁完了と窓枠づくりの記録 6月にスタートしたログハウスづくり。暑い日も風の強い日も、少しずつハケを動かし続けて——外壁のペンキ塗りがついに完了しました。足場に上っての作業は思った以上にスリリング。塗りムラを出さないように面ごとに区切り、乾き具合を見ながら2度塗り、直射の影響が大きい西面は思い切って3度塗り。色ののり方や木目の表情が深まり、ログの輪郭がぐっと引き締まりました。   “1時間で終わる”と思った窓枠、夜までかかった理由 内装に入る前に、もうひと山。窓サッシの周りを木枠で囲む“窓額縁(まぐち)”づくりです。部材一本一本に下地を整え、白いペンキを均一に。直線だから楽勝…のはずが、端部の毛羽立ちや塗り残しを潰していく地味な積み重ねに、気づけば外は真っ暗。 翌日、大工さんに外枠を組み上げてもらうと、窓まわりがぱっと明るく、ログ壁とのコントラストが生まれて空間が一段と“お店顔”に。手をかけた分だけ、仕上がりが応えてくれる——そんな瞬間でした。 これからの内装計画:床と間仕切りから いよいよ内装フェーズへ。まずは床板貼りと各室の仕切り壁づくりから進めます。床は店の第一印象を決める“舞台”。硬さや足触り、掃除のしやすさまで想像しながら一枚一枚。仕切り壁は動線と気配のバランスが鍵。厨房から客席、物販棚へと目線が流れるように、少しずつ立ち上げていきます。ここからは基本、私ひとりのコツコツ作業。どれだけ時間がかかるか——正直、おそろしい…でも楽しみでもあります。   ログ×白い窓枠がつくる、りすとかまどの景色 ログ材の温かみと白い窓枠の清潔感。この組み合わせが、北海道・厚真の景色や季節のベリーとよく似合います。完成したら、窓辺にハスカップの焼き菓子、カウンターにはジャムやシロップ——そんな光景を想像しながら、今日も一本一本の材と向き合っています。 最後に、畑では今年もハニーベリー(ハスカップ)が主役。オンラインショップから、採れたての恵みを全国へお届けしています。カフェの工事記録とあわせて、季節の味もぜひ楽しんでください。   お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4 今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)...

すぐに終わると思ったのが甘かった

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな梨は、幸水です。梨が美味しい季節になって楽しみな研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。 すぐに終わると思ったのが甘かった——ログカフェづくり、外壁完了と窓枠づくりの記録 6月にスタートしたログハウスづくり。暑い日も風の強い日も、少しずつハケを動かし続けて——外壁のペンキ塗りがついに完了しました。足場に上っての作業は思った以上にスリリング。塗りムラを出さないように面ごとに区切り、乾き具合を見ながら2度塗り、直射の影響が大きい西面は思い切って3度塗り。色ののり方や木目の表情が深まり、ログの輪郭がぐっと引き締まりました。   “1時間で終わる”と思った窓枠、夜までかかった理由 内装に入る前に、もうひと山。窓サッシの周りを木枠で囲む“窓額縁(まぐち)”づくりです。部材一本一本に下地を整え、白いペンキを均一に。直線だから楽勝…のはずが、端部の毛羽立ちや塗り残しを潰していく地味な積み重ねに、気づけば外は真っ暗。 翌日、大工さんに外枠を組み上げてもらうと、窓まわりがぱっと明るく、ログ壁とのコントラストが生まれて空間が一段と“お店顔”に。手をかけた分だけ、仕上がりが応えてくれる——そんな瞬間でした。 これからの内装計画:床と間仕切りから いよいよ内装フェーズへ。まずは床板貼りと各室の仕切り壁づくりから進めます。床は店の第一印象を決める“舞台”。硬さや足触り、掃除のしやすさまで想像しながら一枚一枚。仕切り壁は動線と気配のバランスが鍵。厨房から客席、物販棚へと目線が流れるように、少しずつ立ち上げていきます。ここからは基本、私ひとりのコツコツ作業。どれだけ時間がかかるか——正直、おそろしい…でも楽しみでもあります。   ログ×白い窓枠がつくる、りすとかまどの景色 ログ材の温かみと白い窓枠の清潔感。この組み合わせが、北海道・厚真の景色や季節のベリーとよく似合います。完成したら、窓辺にハスカップの焼き菓子、カウンターにはジャムやシロップ——そんな光景を想像しながら、今日も一本一本の材と向き合っています。 最後に、畑では今年もハニーベリー(ハスカップ)が主役。オンラインショップから、採れたての恵みを全国へお届けしています。カフェの工事記録とあわせて、季節の味もぜひ楽しんでください。   お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4 今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)...

秋の畑で出会った「かん違い」たち

秋の畑で出会った「かん違い」たち

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなおやきは、あんこ入りです。以前住んでいた近くのおやき屋さんが世界一うまいと思っている研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   秋の畑で出会った「かん違い」たち 朝の空気に、少し冷たさが混じるようになってきました。 畑のハニーベリー(ハスカップ)の樹たちも、そろそろ葉を落とす準備を始める頃です。 同じ畑に並んでいるのだから、同じように育つはず…そう思ってしまいがちですが、実際は一本一本が本当に個性的。夏剪定をして樹を見て回っていると、それぞれの“性格”の違いを感じます。 今日目に留まったのは、新芽を伸ばし始めた一本の樹。 本来なら春に芽吹き、夏に実をつけ、秋には休みに入るはずなのに、この子は今になって芽を出しています。季節を間違えてしまったのかもしれませんが、その健気な姿に思わず笑ってしまいました。厳しい冬を前に、この新芽がどうなるのか、少し気がかりです。 畑の中では、思わぬ出会いもありました。茶色に枯れた葉のそばに、鮮やかな緑色のカマキリがじっと止まっていたのです。北海道でも生きていける種類がいるのだと知ってはいたものの、実際に出会えるとちょっと特別な気持ちになります。獲物を狙う鋭い目をしているのに、どこか畑を守ってくれている仲間のようにも見えました。 さらに今日は、カゴ罠の中に“うっかり”さんもいました。アライグマを想定して仕掛けた罠に入っていたのは、タヌキ。役場に持ち込むことはできないので、少し離れた山に帰してやりました。じっくり間近で見るのは初めてで、思った以上にかわいらしい顔をしていました。でも、作物を荒らされてしまうことを考えると、やっぱり油断はできません。農業を続けるというのは、自然や野生動物との距離感を常に考えながらやっていくことなのだと、改めて感じます。 「かん違い新芽」「畑のカマキリ」「うっかりタヌキ」。 今日はそんな小さな出会いが重なった一日でした。思い通りにいかないことの方が多い農作業ですが、そのぶん毎日がちょっとした物語のように感じられます。 秋の畑は静けさを増していきますが、まだまだ新しい発見があります。明日はどんな光景に出会えるのか、楽しみにまた畑に出たいと思います。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4 今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

秋の畑で出会った「かん違い」たち

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きなおやきは、あんこ入りです。以前住んでいた近くのおやき屋さんが世界一うまいと思っている研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   秋の畑で出会った「かん違い」たち 朝の空気に、少し冷たさが混じるようになってきました。 畑のハニーベリー(ハスカップ)の樹たちも、そろそろ葉を落とす準備を始める頃です。 同じ畑に並んでいるのだから、同じように育つはず…そう思ってしまいがちですが、実際は一本一本が本当に個性的。夏剪定をして樹を見て回っていると、それぞれの“性格”の違いを感じます。 今日目に留まったのは、新芽を伸ばし始めた一本の樹。 本来なら春に芽吹き、夏に実をつけ、秋には休みに入るはずなのに、この子は今になって芽を出しています。季節を間違えてしまったのかもしれませんが、その健気な姿に思わず笑ってしまいました。厳しい冬を前に、この新芽がどうなるのか、少し気がかりです。 畑の中では、思わぬ出会いもありました。茶色に枯れた葉のそばに、鮮やかな緑色のカマキリがじっと止まっていたのです。北海道でも生きていける種類がいるのだと知ってはいたものの、実際に出会えるとちょっと特別な気持ちになります。獲物を狙う鋭い目をしているのに、どこか畑を守ってくれている仲間のようにも見えました。 さらに今日は、カゴ罠の中に“うっかり”さんもいました。アライグマを想定して仕掛けた罠に入っていたのは、タヌキ。役場に持ち込むことはできないので、少し離れた山に帰してやりました。じっくり間近で見るのは初めてで、思った以上にかわいらしい顔をしていました。でも、作物を荒らされてしまうことを考えると、やっぱり油断はできません。農業を続けるというのは、自然や野生動物との距離感を常に考えながらやっていくことなのだと、改めて感じます。 「かん違い新芽」「畑のカマキリ」「うっかりタヌキ」。 今日はそんな小さな出会いが重なった一日でした。思い通りにいかないことの方が多い農作業ですが、そのぶん毎日がちょっとした物語のように感じられます。 秋の畑は静けさを増していきますが、まだまだ新しい発見があります。明日はどんな光景に出会えるのか、楽しみにまた畑に出たいと思います。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4 今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)

向き合えば見えてくる

向き合えば見えてくる

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな牛乳の飲み方は、ストレートです。前職で毎日食べていた給食が懐かしい研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   向き合えば見えてくる  1週間の休暇を終えて、久しぶりにハニーベリー☆ハスカップの畑に戻ってきました。 予想通り、草たちはしっかりと背を伸ばし、また草刈りの出番です。さっそく刈払機を手にしたものの、エンジンがかからない…。どうやらキャブレターが不調のようで、只今入院中。畑仕事は思い通りにいかないことばかりですが、これもまた自然と付き合う営みの一部ですね。 気を取り直して、今日は夏剪定に取りかかりました。枝先に新芽を伸ばし、光合成をする葉たちの姿を見守りながら、樹の健康状態を一つひとつ確かめていきます。ふと目に留まったのは、元気のない樹。葉が茶色くなり、枝がしおれている…。よく見ると、その枝にはカイガラムシがびっしりとついていました。 カイガラムシが教えてくれること カイガラムシは、元気のない樹に寄りつきやすいと言われます。逆に、カイガラムシがついて弱っていく場合もあります。どちらが原因でどちらが結果なのかははっきりとは分かりませんが、いずれにしてもそのまま放置すれば翌年の実りに影響が出てしまいます。 そこで、大切な相棒の剪定バサミを手に、枝にこびりついたカイガラムシを一匹ずつこそげ落とし、既に枯れてしまった枝は潔く切り落としました。こうして丁寧に一本ずつ診ていくと、同じ畑にあっても「元気な樹」と「元気のない樹」との違いが、まるで隣り合わせの対照実験のように見えてきます。 昨年の夏は、こうして樹とじっくり向き合う時間を持つことができませんでした。今年は少し余裕ができ、ようやく「木と会話をする」ような感覚で剪定作業に取り組めています。   季節はゆっくりと秋へ 畑の空には、赤とんぼが気持ちよさそうに舞っていました。枝にとまって羽を休める姿は、畑仕事の合間にちょっとした癒しを与えてくれます。暑さのピークは過ぎ、空気の中に少しだけ秋の気配を感じるようになりました。北海道の短い夏はあっという間に過ぎ去り、気づけば本格的な秋がすぐそこまで来ています。 畑で過ごしていると、季節の移ろいを五感で感じます。草の伸び方や葉の色、虫の声や風の匂い…どれもが、今この瞬間しか味わえない自然の表情です。こうした変化に気づけるのも、農業を営む者の特権かもしれません。   樹と向き合うことは未来と向き合うこと 「元気な樹」と「元気をなくした樹」、その差に気づけるのは、日々観察し続けているからこそ。病気や害虫の兆しをいち早く察知し、対応できるかどうかで、来年の実りは大きく変わってきます。 ハニーベリーの果実は、繊細でありながら生命力を秘めています。その力を引き出すには、人間側の手入れと観察力が欠かせません。目の前の一本一本に手をかけることは、未来の収穫やお客様の笑顔に直結しているのだと思うと、剪定作業にも自然と力が入ります。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4...

向き合えば見えてくる

イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」) 好きな牛乳の飲み方は、ストレートです。前職で毎日食べていた給食が懐かしい研修生Hataです。いつもご愛読ありがとうございます。   向き合えば見えてくる  1週間の休暇を終えて、久しぶりにハニーベリー☆ハスカップの畑に戻ってきました。 予想通り、草たちはしっかりと背を伸ばし、また草刈りの出番です。さっそく刈払機を手にしたものの、エンジンがかからない…。どうやらキャブレターが不調のようで、只今入院中。畑仕事は思い通りにいかないことばかりですが、これもまた自然と付き合う営みの一部ですね。 気を取り直して、今日は夏剪定に取りかかりました。枝先に新芽を伸ばし、光合成をする葉たちの姿を見守りながら、樹の健康状態を一つひとつ確かめていきます。ふと目に留まったのは、元気のない樹。葉が茶色くなり、枝がしおれている…。よく見ると、その枝にはカイガラムシがびっしりとついていました。 カイガラムシが教えてくれること カイガラムシは、元気のない樹に寄りつきやすいと言われます。逆に、カイガラムシがついて弱っていく場合もあります。どちらが原因でどちらが結果なのかははっきりとは分かりませんが、いずれにしてもそのまま放置すれば翌年の実りに影響が出てしまいます。 そこで、大切な相棒の剪定バサミを手に、枝にこびりついたカイガラムシを一匹ずつこそげ落とし、既に枯れてしまった枝は潔く切り落としました。こうして丁寧に一本ずつ診ていくと、同じ畑にあっても「元気な樹」と「元気のない樹」との違いが、まるで隣り合わせの対照実験のように見えてきます。 昨年の夏は、こうして樹とじっくり向き合う時間を持つことができませんでした。今年は少し余裕ができ、ようやく「木と会話をする」ような感覚で剪定作業に取り組めています。   季節はゆっくりと秋へ 畑の空には、赤とんぼが気持ちよさそうに舞っていました。枝にとまって羽を休める姿は、畑仕事の合間にちょっとした癒しを与えてくれます。暑さのピークは過ぎ、空気の中に少しだけ秋の気配を感じるようになりました。北海道の短い夏はあっという間に過ぎ去り、気づけば本格的な秋がすぐそこまで来ています。 畑で過ごしていると、季節の移ろいを五感で感じます。草の伸び方や葉の色、虫の声や風の匂い…どれもが、今この瞬間しか味わえない自然の表情です。こうした変化に気づけるのも、農業を営む者の特権かもしれません。   樹と向き合うことは未来と向き合うこと 「元気な樹」と「元気をなくした樹」、その差に気づけるのは、日々観察し続けているからこそ。病気や害虫の兆しをいち早く察知し、対応できるかどうかで、来年の実りは大きく変わってきます。 ハニーベリーの果実は、繊細でありながら生命力を秘めています。その力を引き出すには、人間側の手入れと観察力が欠かせません。目の前の一本一本に手をかけることは、未来の収穫やお客様の笑顔に直結しているのだと思うと、剪定作業にも自然と力が入ります。 お客様の声に支えられ、今日も美味しいハスカップをお届けできるよう努めてまいります。ぜひ、畑嶋農園の美味しいハスカップをご賞味ください。 オンラインショップでは、厚真町のオリジナルブランド品種で、生で食べても酸味が少なく甘みが際立つ『あつまみらい』と、ジャムやスイーツ作りに最適な、昔ながらの品種を詰め合わせた『在来品種オールスターズ』の満喫セットを発売しています。 それぞれの個性を、ぜひご家庭で味わってみてください。来年のカフェオープンまで、まずは私たちのハスカップで、北国の短い夏を感じていただけたら嬉しいです。 ご購入は、この記事の上のロゴからどうぞ。 農園情報は随時、InstagramやLINE公式アカウントで発信。 ぜひ、私たちのInstagramをフォローしていただいたり、LINE公式アカウントとお友達になってください! ↓↓↓↓Instagramはコチラから↓↓↓↓ 農園情報 https://www.instagram.com/hatashima_haskap_farm/ カフェ情報 https://www.instagram.com/risu_kamado_honeyberry/ ↓↓↓↓公式LINEはコチラから↓↓↓↓ https://lin.ee/sIZGNW4...